羽毛ふとんは軽さが値段を左右する?キャリア25年のプロに聞きました
側生地の重量は通常表示されませんが、軽い生地が使われているほど、基本的には値段は上がります。
また単に生地が軽いことと、ドレープ性(体にフィットする性能)はまた別の設計項目となります。
軽くてドレープ性(フィット性)の高い側生地が使用されているおふとんほど、値段が上がります。
ただ、厳密に言うと、高密度でしなやかな生地が常にいちばん軽いかというとそうでもない場合があります。
あくまで、軽さとドレープ性という二つの性能がそれぞれに独立して設計されることになります。
オーガニックコットンを使用したカバーリングもあります。それはまた異なる考え方です
より軽い羽毛ふとんを毎日使うことは、重たいおふとんを使うよりも、身体への負担が少ないとされています。
眠っている間に身体が圧迫されると、眠っても疲れがとれにくかったり、また、妙に身体の一部が凝ったりします。
また、人は平均一晩に50回以上の寝返りを打つとされています。
寝返りが打てるということは、身体に束縛がなく、自由な姿勢を保てるという健康的な状態ともいえます。
同時に、寝返りをしても、おふとんと身体の間に大きな隙間ができないような、ドレープ性が必要です。