秘密基地っぽい家に住みたい!ヨシダナギさん【すまいの話、しませんか】no.11
「絶対に代々木に住む!と決めてました。
私のすべての行動範囲が、代々木から電車一本で行ける場所にあるので。
玄関のある1階を寝室にして、地下にキッチンなどの水回りがあって、“秘密基地感”のある部屋でした。
天井が高く全面窓だったので、明るくて開放的。
家で過ごす時間が楽しくて、また引っこもっちゃいました(笑)」
そんなヨシダさんのお気に入りは、ボビー・ダズラーのぬいぐるみ。
ロンドン在住のデザイナーが、古着を素材に、手作業でつくる一点物だ。タグにはおのおののキャラクターのストーリーが、手書きで記されている。
「私の人形には『ラスベガスですべてを失った』と書かれてました(笑)。
かわいいキャラもあるのに、私はなぜか“やさぐれ系” のぬいぐるみを買ってしまう。『飲むこと以外、楽しみなんてねぇ!』とか」(苦笑)
ヨシダさんが住まいで重視するのは、立地はもちろん、場所の雰囲気だという。
「住む場所が最優先ですね。その土地が持つ雰囲気というか、光の入り方や空気の流れとかを気にしますね。
風水までいかなくて、感覚的なものですけど」
こうした感覚を大事にしてきたからこそ、想定外の危険もあるアフリカで活動できるのだろう。