ニトリではカーペットに!ペットボトルリサイクルをどこまで知ってる?
2018年頃から、スターバックスやマクドナルドといった大手外食チェーンで「プラスチック製のストロー」を廃止する意向を表明したことが大きな話題となりました。
今、世界中で問題になっているペットボトルなどのプラスチックのリサイクル対策ですが、家庭でやるのはとても大変なこと。
「プラスチックの種類まではよくわからないけど、燃えるゴミと燃えないゴミだけは分別している」というくらいの人が大半でしょう。
今回は、ペットボトルなどのプラスチックのリサイクルについてお話します。
■ プラスチック製ストロー廃止の背景にある、海洋プラスチック問題
2005年2月16日、先進国に温室効果ガスの削減を義務付ける「京都議定書」が発効されました。
それ以来、環境問題やリサイクルといったエコロジーへの意識が高まり、国や企業ではさまざまな取り組みが行われてきました。
先述の外食チェーンにおけるプラスチック製ストローの廃止が急激に広まってきたのは、「京都議定書」より10年以上たった2018年頃。
それは、背景にあるのが「海洋プラスチック問題」だからです。
彩恵 / PIXTA(ピクスタ)
世界中の海には、毎年800万トン以上のプラスチックゴミが流れ出ているといわれています。