新しくしたのに狭くなる!? トイレリノベの注意点【なんでも大家日記@世田谷】
築50年ともなれば、マンションのさまざまな設備が「替え時」を迎えます。
たとえば、トイレ。
今回は、うちのマンションで旧式のトイレを新しく交換しようとした際に「コンパクトに収まる便器が見つからずに困った」という体験談をお話しします。
■ トイレを新しくする理由は「節水」と「清潔感」
うちのマンションでまだリノベーションが行われていない部屋では、半世紀前に設置された「フラッシュバルブ式」のトイレが現役で稼働中です。
古いトイレというと、本体のうしろに水を貯める「タンク式」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
「フラッシュバルブ式」のトイレは、タンクに水を貯めず水道管に直結させて流すタイプです。
流す際にはレバーを下に引きます。
すると、高い水圧を利用して「ジャーッ」と一気に水が流れる仕組みです。
そのため、一度に使う水の量も多め。
最小限の水で流す節水タイプがポピュラーになった現在では、水道代がかかる点は気になります。
便器を交換すれば、この点は確実に改善できるはずです。
また、水回りの設備が古いままだと、どうしても内見時の印象が悪くなりがちです。