なぜ工場で住宅を生産?セキスイハイムの工場見学でその秘密に迫る!【住まいのあれこれ見聞録vol.5】
”現場ではユニットを組み立てるだけ”というセキスイハイムの住宅は、建築途中で雨風にさらられないのは安心!棟上げは一日で完了しますが、雨天の場合は延期されるそう。工場内でつくるのも、1日でユニットを組み上げるのも、部材が濡れて品質が低下しないようにするためなのです。
構造柱は100mm角で揺れに強い角型銅管を採用し(商品によっては120mm角を使用)、お客様のプランに合わせて最適な板厚を選択しています。
試しに、9mm厚の構造柱を持ち上げてみると……、「お、おも~い。家が頑丈なのも納得です!」
工場内では、床フレームの組み立ても見学可能。
床小梁の鉄骨を45cm間隔で熟練工が溶接しています(※自動溶接ロボットを採用している工場もあります)。
更に天井と床と柱を溶接で接合して強靭なユニットへ……。
実物大の構造材を見て触れられる、なんて贅沢な工場見学なんでしょう!
■ 徹底した品質管理体制がここに!
工場内で生産するメリットはまだまだあります。
近藤例えば、現場で天井を張る場合は、上向きで不安定な体勢となってしまいます。
ですが工場では、天井面を下向きにして腰の高さで作業を行い、反転機で上下を戻すという方法を取っているのです。