くらし情報『団地暮らしって実際どう?団地暮らし5年めの住宅ライターが教えます』

団地暮らしって実際どう?団地暮らし5年めの住宅ライターが教えます

団地に住む以前、不安に思っていたのが「ご近所付き合いが面倒なのでは?」ということでした。

同じ敷地内に数百、数千世帯が暮らす訳ですから「大きなコミュニティや当番などがあって、うまく馴染めなかったら住み心地が最悪になるのでは……」。そんな不安を感じたものです。

結論から言うと、筆者が住む団地では心配無用でした。

確かに「集金当番」「掃除当番」など以前のマンション住まいの頃にはなかった作業が発生しました。

しかし、筆者の暮らす団地は子育て中で共働きのご家庭がほとんど。

忙しい方が多いせいか、会議なども必要最低限で行いたいという共通認識があるようです。

そんな雰囲気ですので、お互い干渉し過ぎることなく、気持ちよくお付き合いができていると感じます。


団地暮らしって実際どう?団地暮らし5年めの住宅ライターが教えます


ただ、集金当番や掃除当番の感想を言うならば、「やや面倒くさい」というのが正直なところです。団地ができた当時の集金方法を守り続けているためか、回覧板は隣の世帯のドアまで手で回しますし、毎月集金袋を当番のお宅のドアポストに持っていかなければなりません。

当番になった月はそれらを開封して集計し、銀行口座に振り込むまでが仕事です。

当番のメリットを挙げるとするなら、近隣がどんなご家族なのか把握できるので安心感がある、といえます。

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