猫の多頭飼いに必要な環境づくり10のコツ~猫5匹が幸せに暮らす家
5匹の保護猫と暮らす、建築家でペットシッターのいしまるあきこさん。
多頭飼いに特有の悩みに自らも直面し、試行錯誤の最中だといいます。
そこで、いしまるさんに、猫と建築の豊富な知識から人と複数の猫がハッピーに暮らすコツを10個を教えてもらいました。
■ 1. 多頭飼いは3匹までがオススメ
猫はなわばり意識が非常に強く、基本的に多頭の状態はストレスを感じます。
シェアハウスに他人同士が暮らしているようなイメージでしょうか。
また、動物行動学では4匹以上になると1匹は仲間はずれが出ると考えられていますので、3匹までがベストといえそうです。
写真/蔵プロダクション
多頭飼育を始めるなら、きょうだい猫を迎えるのがオススメ。
猫は一度に4~6匹程度産む動物で、きょうだい猫同士は大人になってからも仲良くいられる場合が多いです(ただし、全頭を避妊・去勢した場合)。
きょうだい猫は保護猫団体やブリーダーさんから譲ってもらいましょう。
先住猫がいる場合、さらに頭数を増やすことは安易に考えないでください。
■ 2. 今は仲がよくても将来悪くなることも十分ありうる
2匹からを「多頭」と考えましょう。