消費増税後、贈与税の非課税枠が1,200万円から3,000万円にアップ
■ 2.適用前と後、どう違う?
ABC / PIXTA(ピクスタ)
もし、1,310万円の贈与を受けたら、旧制度の場合は基礎控除の110万円を差し引いた1,200万円が課税対象です。
1000万円超1500万円以下の贈与の場合は税率が40%。
税額は(1310万円-110万円)×0.4(40%)-190万円(控除額)=290万円となります。
税額は290万円だから、1310万円の贈与を受けても、実際に住宅取得資金に充てられる金額は1,000万円ほどに減ってしまうのです。
適用後は3,000万円まで控除となるので税額はゼロです。
1,310万円丸ごと住宅取得に充てられるようになるのはうれしいですね。
■ 3.まとめ
これらのことを頭に入れ、住宅購入のタイミングを見計らうべきです。
多額の贈与を受ける予定のある人は、2019年4月以降にするようにしましょう。
*この記事の情報は2019年6月時点のものです。
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