くらし情報『「住宅ローンの頭金をしっかり貯める」のデメリット。では、目安は?』

2020年11月24日 20:34

「住宅ローンの頭金をしっかり貯める」のデメリット。では、目安は?

頭金を多く入れ、借入額を減らすことで利息の支払いが軽くなり、結果として月々の返済額と総支払額を減額できます。

■ 頭金ありと頭金なし。それぞれにメリット・デメリットがある
住宅ローンで頭金のあるなしのメリット・デメリット

タカス / PIXTA(ピクスタ)

それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
頭金ありの場合【メリット】
  • 月々の返済額とローンの総支払額が減らせる
    頭金なしの場合より借入金が少なくなり利息が抑えられるため、月々返済額と総支払額が減額できます。
  • 金利が優遇される場合がある
    一定額の頭金を準備することで、通常の金利よりも少ない優遇金利が適用される場合があります。
  • 【デメリット】
    • 頭金を入れすぎてしまうと急な出費に困る
      頭金の入れすぎは生活を圧迫する可能性があるので、貯金の全額を頭金に入れることはおすすめしません。冠婚葬祭や病気、ケガなど、急な出費がないともいいきれないので、少なくとも収入の3か月分は生活防衛費として残しておくとよいでしょう。
    頭金なしの場合【メリット】
  • 頭金を貯める間の家賃負担がなくなる
    賃貸物件に住んでいる場合、頭金を貯めている間も家賃を支払わなければなりません。
    しかし、住宅を購入してしまえば、家賃負担がなくなる点はメリットといえるでしょう。

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