< 得or損 > 住宅ローン控除中の繰り上げ返済、金利別のシミュレーション結果は
定年後のローンの支払いに不安がある人は期間短縮型
定年後の生活に不安がある人は、完済を早める期間短縮型がおすすめです。返済額軽減型に比べて利息の軽減効果が高いので、効率的に返済額を減らせます。「とにかく利息を減らしたい!」という人もこの方法で!
収支に変動がある人なら返済額軽減型
転職や子どもの教育費など、収支に変動がある場合は返済額軽減型を検討してみましょう。月々の支払いが軽くなれば、収入減や教育費の増額にも対応できますね。月々のローン支払いが負担になっている人にもおすすめです。
■ 繰り上げ返済はどのタイミングがお得?返済シミュレーションでチェック
一般的に、「繰り上げ返済は早くしたほうがお得」と言われていますが、住宅ローンを契約して10年間は住宅ローン減税があります。住宅ローン減税とは、住宅ローン残高の1%を支払っている税金から控除してくれる制度のこと。当然ながら、繰り上げ返済でローン残高が減ると、住宅ローン減税での税金控除額も減ってしまいます。
では、どのタイミングで繰り上げ返済するとお得になるのか、期間短縮型で返済のシミュレーションをしてみましょう。
繰り上げ返済を検討している人の住宅ローン
- 借入金:3000万円
- 返済期間:35年間/ボーナス払いなし
- 返済方法:元利均等返済
- 金利:全期間固定金利
- 繰り上げ返済方法:期間短縮型
●金利0.5%でローンを組んで5年後と住宅ローン控除終了後の11年後に繰り上げ返済した場合金利0.5%の場合繰り上げ返済なし5年後に300万円11年後に300万円支払利息の軽減額(1)