FPが診断!赤字家計を改善して、住宅ローンの頭金がしっかり貯まる見直しポイント
住宅購入のためにお金を貯めたいと思ったら、家計の見直しを行うことが大切です。
「家は大きな買い物です。住宅ローンの支払いで困らないためには、ローンを組む前に家計診断をすることが大切。しかし、間違った方法では満足に結果がでないこともあります」と話すのは、FP2級の資格を持つ海田幹子さん。
今回は実例を挙げながら、家計のNGポイントと改善ポイントについて解説してもらいました。
■ 手取り年収420万円!夫婦+子ども1人の3人家族の家計をチェック
今回は、以下の家族の家計を例に解説します。
家庭情報
- 家族構成夫(35歳・会社員)、妻(34歳・専業主婦)、子ども(7歳・小学生)
- 現在の住まい賃貸マンション
- 世帯年収420万円(手取り)
- 現在の貯蓄80万円
家計状況
毎月の収支が赤字になる。そのため、ボーナスから補てんしながら家計をやりくりしている。
赤字家計を改善し、住宅購入のための貯蓄を増やしたい。
月間収入(手取り)夫給与30万円児童手当1万円合計31万円月間支出家賃9万円食費7万円光熱費2万円教育費2万3000円通信費2万5000円家族の小遣い3万5000円交際費・娯楽費2万円保険料1万5000円雑費2万5000円合計32万3000円ボーナス・年間手取り(手取り)