不安を「44%」も減らせる!簡単かつ効果的な片鼻呼吸法とは?
さらに多くの参加者がよく眠れるようになったと報告し、女性は月経前症候群の症状が緩和されたといいます。呼吸法によって、たくさんのうれしい効果が見られたのです。
■自宅ですぐできる呼吸の仕方
ストレスや不安が軽減できる呼吸法は、ぜひ日常に取り入れたいもの。誰でも自宅で簡単にできるのが「片鼻呼吸法」です。毎日5分×2回行いましょう。
片鼻呼吸法では、左右の鼻の穴を交互に使い、息を吸ったり吐いたりします。
ひとつの鼻孔で息を吸い込むことで、前頭前野が活性化します。右前頭前野は副交感神経の働きをコントロールし、左前頭前野は交感神経反応に影響力を与えます。
それでは、片鼻呼吸の仕方をご紹介しましょう。
(1)楽な姿勢で座ります。左手は左の膝に置き、目を閉じます。
(2)右手を顔に持っていき、人差し指と中指を眉毛の間に持ってきます。薬指と小指は左の鼻孔、そして親指は右の鼻孔に置きます。
ここから左右の鼻孔を交互に使い呼吸をしていきます。
(3)親指で右の鼻孔を塞いで、左の鼻孔から息を吐き出します。(4)左の鼻孔から吸って、薬指と小指で左の鼻孔を塞ぎます。
右の鼻孔から親指を離し、ゆっくりと右の鼻孔から息を吐き出します。