くらし情報『座る時間が長いと死亡率も上昇!座りっぱなしで起こる様々な弊害』

座る時間が長いと死亡率も上昇!座りっぱなしで起こる様々な弊害

つまりは、その弊害だということ。

しかし座った姿勢を長くとることは、人間にとって好ましい状態だとはいえません。

なぜなら座り続けると、具体的には背骨、特に腰の椎間板への負担が増すから。

立っている状態の椎間板への負担を数値化して100とすると、座って前かがみになった状態は185というかなり高い数値になるそうです。

要するに座り姿勢は、それほど大きな負担を私たちの椎間板にかけているということ。

そればかりか、前出のJAMA(2012年発行)によると、相対的に長時間の座位(11時間以上)と短時間の座位(4時間以内)をくらべると、死亡率のリスクは前者が飛躍的に高まるとか。

1日に座る時間を4つのカテゴリー(0~4時間、4~8時間、8~10時間、11時間以上)に分けて調査したところ、座る時間が長いほど死亡率が上がるという結果が出たというのです。

■デスクワーカーはうつ病になる可能性も高い?

次に紹介されているのは、「Mental Health and Physical Activity」(メンタル・ヘルス・アンド・フィジカル・アクティビティ)誌からの情報。


タスマニア大学の研究で、「1日に6時間以上座っていると回答した職員は、1日3時間以下しか座っていないと回答した職員にくらべて、不安や抗うつの慢性的症状が悪化していた」

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