座る時間が長いと死亡率も上昇!座りっぱなしで起こる様々な弊害
という結果が出たというのです。
理解できる話ではないでしょうか?適度な運動や、リフレッシュすることはやはり大切そうです。
また、もちろんすべての腰痛に当てはまるわけではありませんが、腰痛はメンタル(ストレス)が大きく影響しているという説もあるのだといいます。
ストレスが大きいと、自然と筋肉が緊張することになります。すると血流が悪くなり、腰痛が引き起こされるのではないかと推測されているというのです。
血流が悪くなることでこりが発生し、筋肉が弱って姿勢を崩してしまい、それが腰痛を引き起こすのだろうというのが著者の考え方。
そのためにも、普段の座り姿勢で体に負担をかけないようにし、1時間に1度、2~3分でも定期的に席をはずすことが大切。外せない場合は、せめて伸びをするなど、気分転換を兼ねた体のケアを心がけたいところです。
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学術的に証明されているわけではない部分があるとはいえ、納得できる方も多いのではないでしょうか?
本書では姿勢を正す具体的な方法も紹介されていますので、ぜひ役立てたいところです。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※木津直昭(2015)『なぜ、できる人は姿勢がいいのか? しつこい首や肩のこり、腰痛が軽減する超簡単メソッド』清流出版