月曜が辛い原因は寝だめ!休日に約4時間遅く起きるだけで危険?
たとえば仕事の能力が高かったとしても、身体的あるいは精神的なコンディションがよくなければ、仕事でも人生でも、ベストなパフォーマンスは実現できません。
つまりは、全体的なバランスが保たれた状態をキープすることが大切だということではないでしょうか?
そこでぜひご紹介したいのが、『はたらく人のコンディショニング事典』(岩崎一郎、 松村和夏、渡部卓監修、クロスメディア・パブリッシング)。
「アタマ」(脳科学)、「カラダ」(料理・栄養)、そして「ココロ」(メンタルヘルス)と、各分野の第一人者による共著。
各人がそれぞれの立場から、ベストなコンディションをつくるためのメソッドを多角的に解説しているのです。
きょうは第1章「カラダを鍛える37のヒント」のなかから、「睡眠時間」に関する項目をピックアップしてみたいと思います。
■休日の寝だめに効果はあるのか
土日にたくさん「寝だめ」をしておき、平日の過酷なスケジュールをこなしているという方も少なくないはず。
しかし寝だめは、かえって身体に疲れをためてしまうのだといいます。
「よく寝た次の日はあまり眠らなくても活動できる」という体感から、「寝だめ」