芸能事務所・人力舎は10日、お笑いコンビ・アンジャッシュ渡部建の名前と写真を利用した“偽アカウント”があるとし、注意を呼びかけ。渡部本人も自身のX(旧ツイッター)で注意喚起のコメントを投稿した。同社は公式サイトとSNSで「この度、アンジャッシュ渡部建の名前と写真を利用し、フリマアプリ内で取引を行っているアカウントが確認されました」と説明。「弊社及び本人とは一切関係がございませんのでご注意ください」と伝え「なりすましアカウントによる被害・損失につきましては、弊社では一切の責任を負えませんので、何卒ご了承ください。また、類似の偽アカウントが大変増えておりますのでご注意ください」と呼びかけた。この呼び掛けに対して渡部本人も、自身の偽アカウントについて「皆様、お気をつけてください」と絵文字付きで投稿した。同社は今年1月にも同様の内容で、なりすましへの注意を促す発表をコメントした。
2024年04月10日タレントのRIKACOが3月31日、自身のインスタグラムを更新し、前日に58歳を迎えたことを報告。加えて「家族で誕生日を楽しみました」と明かし、俳優の長男・渡部樹也(29)との“親子2ショット”など、楽しげなパーティーの様子を写真で紹介した。3月は次男・蓮さん(25)の誕生月でもあり「一緒にお祝いしました~」「長男、次男、甥っ子!みんなで楽しんだよ 次男の写真はNGでした」と、6枚の記念ショットをアップ。久しぶりにカラオケも楽しんだといい、写真からは家族の仲むつまじさがうかがい知れる。この投稿に対し、ファンからは祝福コメントのほか「RIKACOさん家、いつも本当に楽しそー」「仲良しファミリー」「素敵な家族」「素敵な息子さん」「Nice宴会」など、さまざまな声が届けられた。RIKACOは1993年に俳優・渡部篤郎(55)と結婚。2人の男児をもうけるも、2005年に離婚した。
2024年04月01日1900年に発行されたシュニッツラーの『輪舞』を原作に、範宙遊泳の山本卓卓が、現代の東京を舞台に書き下ろす話題作。10組のカップルの情事前後のやり取りがリレー形式で綴られていき、ふたりの俳優が演じ分ける。そこで山本と演出・美術の杉原邦生に、企画立ち上げの経緯から現段階における構想まで、たっぷりと語り合ってもらった。その人たちの生き方を肯定も否定もしないリアリティ――おふたりがタッグを組むことになった経緯は?杉原「デヴィッド・ヘアー作の『ブルールーム』をやりませんか?」と、パルコさんから提案されたのがそもそもの発端です。1998年にロンドンで初演された『ブルールーム』は、シュニッツラーの『輪舞』をアダプテーションさせた作品なんですけど、2001年に日本で上演された舞台を、たまたま僕も観ていてすごく印象に残っていたんですよね。で、これは面白そうだなと思ったものの、『輪舞』はもちろん、『ブルールーム』にも時代的な距離を感じてしまって。これはちゃんと今の作家にリライトしてもらいたいなと。そんな時に(山本)卓卓くんの『バナナの花は食べられる』(21年初演、23年再演)を観て、すごく“ナウ”だと思ったんです。言葉の質感とかリズム感、コミュニケーションのあり方みたいなものがまさに現在で。それで卓卓くんにお願いしたところご快諾いただき、やった!って感じでした(笑)。山本僕は今回のお話をいただいた時、『ブルールーム』側に断られたんだと思ったんですよ。杉原違う、違う!全然断られてないよ(笑)。山本あ、本当ですか?僕、自尊心低いので(笑)、それでこっちにオファーが来たんだと思っていて。まずはそれが聞けて良かったです。邦生さんとは結構長いおつき合いですが、あまり僕に興味がなさそうだなと思っていたんですよね。だから声をかけてもらえたのは本当に嬉しくて。書きながら対話していくうちに、僕が書くものをめちゃくちゃわかってくれた上でオファーしてくれたんだなってことが感じられて、それも嬉しかったです。――“ナウ”の視点から10組のカップル像を描くに当たり、山本さんはどんなことを意識されたのでしょうか?山本事前にパルコさんの方で、『輪舞』と『ブルールーム』の比較表みたいなものを作ってくださっていたんです。現代に置き換えたイメージもあって、それはすごく助けになりました。そこから今の東京に「兵士」はいないけど、明日食うにも困る人はいっぱいいる。つまり生きるか、死ぬかの過酷な状態にある人として、「兵士」を「十代」に置き換えよう、とか。そうやって今の人たちを見つめた時に矛盾が起きないよう、さらに最先端の人たちが出てくるよう、そんなことを意識しながら書き進めていきました。杉原僕が卓卓くんにお願いしたのは、『輪舞』の構造を踏襲して欲しいということ。それと、単純な男女二元論の話にはしたくないよね、と提案させてもらったこと。そのふたつだけです。で、上がってきたものを読んだら、想像を遥かに超えた台本になっていて。さっき言ったような置き換えのことを“ずらし”と卓卓くんは言っていますが、それが憎いほどうまい。しかも登場人物たちの生き方というものを、肯定もせず否定もせず、そのまま提示している。非常にリアリティがあって、面白いなと思いました。作家と演出家の間には独特の“ラブ”がないとうまくいかない――リレー形式で描かれる10の情事の風景。その登場人物たちを演じ分けるのは、髙木雄也さんと清水くるみさん。たったふたりだけです。杉原おふたり共、舞台上ですごく存在感がありますよね。髙木くんは三浦大輔さんの作品(=22年『裏切りの街』)でもそうでしたけど、すごく体が生々しくて。舞台上に立っていても全然気負ってる感じがない。逆にくるみさんは、そういう体の状態を自分から作れる人というか。だから相性はすごくいいんじゃないかなと思っています。山本僕はまだ2回しかおふたりに会ったことがないんですが、髙木さんは本当にピュアだし、動物的というか、感覚的にやってくださる方のような気がします。一方で清水さんは、テキストを深く理解してくれているのが伝わってきますし、非常に理知的。そういう意味で、髙木さんといいバランスなんじゃないかと思いました。――メインキャストのおふたり以外に、8名のステージパフォーマーも参加されます。その狙いは?杉原シーンがころころ変わっていくので、その連なりを輪舞(ロンド)のように、踊るように変化させたいと妄想しています。そこできちんと身体性を持った人たちが空間を動かし、彩ることによって、踊り続けるように場面転換が出来るんじゃないかと思っていて。さらに振付には僕が信頼する北尾亘くんが入ってくれているので、大いに力を借りたいと思っています。――山本さんの劇団「範宙遊泳」では、作・演出を兼任されることがほとんどです。ただ本作同様、『心の声など聞こえるか』(21年)では作に専念されました。そのことによって新たに見えてきたことはありますか?山本やっぱり自分が作・演出を兼任しちゃうと、書きながら、「あ、これ演出するのやっかいかも」って思ってひっこめちゃう瞬間が必ずあるんですよね。それは絶対に良くないと思っていて。作演を分けてそれぞれに専念するためには、作家と演出家の関係性が非常に重要で。一定の信頼関係というか、独特の“ラブ”がないとうまいことマッチングしない。そういう意味で邦生さんは、自分にとっては“お兄ちゃん”みたいな存在。安心して任せられるし頼れる、「お兄ちゃんお願い!」みたいな感覚があって(笑)。そういう人と一緒に作品を作れるっていうのは、とても楽しい作業ですよね。――杉原さんは演出だけではなく美術も手がけられます。現段階の構想は?杉原この作品ってふたりの密室というか、ふたりきりの空間が続いていくわけですよね。それを表すために、東京のどこか一角にあるであろうその空間を、ひとつの四角いセットで表現しちゃおうかと思っていて。それが動いたり、光ったり、物が入れ替わったり。『ブルールーム』にかけて「東京ルーム」(笑)。それが今回の美術のテーマです。でも、あくまで現段階の構想なので、全く違うものになるかもしれませんけど(笑)。取材・文:野上瑠美子撮影:藤田亜弓<公演情報>PARCO PRODUCE 2024 『東京輪舞』原作:アルトゥル・シュニッツラー作:山本卓卓演出・美術:杉原邦生出演:髙木雄也清水くるみ【東京公演】2024年3月10日(日)~3月28日(木)会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)【福岡公演】2024年4月5日(金)~4月6日(土)会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール【大阪公演】2024年4月12日(金)~4月15日(月)会場:森ノ宮ピロティホール【広島公演】2024年4月19日(金)会場:広島上野学園ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年02月20日戦後日本の写真史で最も重要な写真家の一人である中平卓馬。その初期から晩年までの活動を振り返る『中平卓馬火―氾濫』が東京国立近代美術館で2月6日(火) に開幕、4月7日(日) まで開催中だ。2003年に横浜美術館で開催された個展『中平卓馬:原点復帰―横浜』からは21年ぶり、本格的な回顧展は2015年に逝去してからは初となる。中平卓馬《無題 #437》2005年 東京国立近代美術館蔵 (C)Gen Nakahira ★これまで中平卓馬の展覧会の開催が難しかった理由の一つは、現存する初期作品があまりないことにある。制作の転換期に中平自らネガフィルムやプリントの大半を焼却してしまったのだ。今回の展覧会ではその空白を埋めるべく、中平がカメラマンおよび批評家として寄稿した雑誌などを展示し、初期の仕事からつぶさに紐解かれている。展覧会入口を飾る中平卓馬のポートレート1968年頃撮影:森山大道東京国立博物館蔵(C)Daido Moriyama Photo Foundation中平卓馬は1938年東京・原宿生まれ。60年代半ば、総合月刊誌『現代の眼』の編集者としてスタートし、写真家・東松照明との出会いを機に写真家に転身。2010年代初頭まで約50年にわたり活動を続けた。今展は「来たるべき言葉のために」(1964〜69年)、「風景・都市・サーキュレーション」(1970〜71年)、「植物図鑑・氾濫」(1972〜74年)、「島々・街路」(1975〜77年)、「写真原点」(1978〜2011年)の5章で構成。1〜4章は1977年に病により活動を中断するまでに当たり、最後の5章で再起から晩年までをたどる。それぞれの章の主な見どころを紹介しよう。まず1章「来たるべき言葉のために」では、主に1968年に美術評論家・多木浩二、詩人・岡田隆彦、写真家・高梨豊と刊行した写真同人誌『Provoke(プロヴォーク)』を紹介。「挑発する」という意味の誌名の通り、既存の写真表現になかった「アレ、ブレ、ボケ」、すなわち荒れた粒子、ノーファインダーの構図、ピントの合っていない不鮮明な写真で賛否両論を呼ぶ。2号から森山大道が加わり、3号で終刊した。なお、「プロヴォーク」以前に『現代の眼』『アサヒグラフ』など雑誌を主戦場に撮影・執筆した記事も紹介。高度経済成長に沸く社会に鋭い批評の眼を向けていたことが伝わる。写真同人誌『Provoke』1968-69年東京国立近代美術館蔵[無題]『Provoke』3号 1969年8月プロヴォーク社1969年東京国立近代美術館蔵寺山修司の連載「街に戦場あり」で撮影を担当した『アサヒグラフ』 1966年個人蔵2章「風景・都市・サーキュレーション」では、地下鉄、自動車、コンビナートなどを撮影した「風景」「都市」と題する作品が並ぶ。高度経済成長下で均質化する日本の風景。その背後に潜む国家や資本による権力構造について「風景論」と呼ばれた議論が起こる一方で、写真自体が消費的なイメージに加担してもいた。中平はそうしたジレンマを打ち破るべく、1971年「第7回パリ青年ビエンナーレ」で《サーキュレーション―日付、場所、行為》を発表。その日に出会うものすべてを写し、その日のうちに現像して焼き付け、その日のうちに展示することに奔走した。《サーキュレーション―日付、場所、行為》(シカゴ美術館での再現展示〈2017年〉の際のプリント)1971年(2016年にプリント)中平元氏蔵ところがさらに作風を一変する転換期が訪れる。3章「植物図鑑・氾濫」では、1973年に評論集『なぜ、植物図鑑か』で過去の自作を批判し、自らのイメージを世界に投影するのではなく、「植物図鑑」のように“あるがままを撮る”ことを目指した時期に焦点を当てる。1974年、東京国立近代美術館で開催されたグループ展「15人の写真家」に出品された《氾濫》も展示。樹脂ボードに直貼りされた48点のカラー写真からなる作品で、併せて2018年にプリントされた同作も展示されている。《氾濫》「15人の写真家」(1974年 東京国立近代美術館)出品作1974年東京国立近代美術館蔵さらに4章「島々・街路」では、沖縄や奄美諸島への渡航をきっかけに、「都市」から「島々」へと関心が広がる様子を紹介。沖縄でのデモで起訴された青年を支援するために1973年に初めて沖縄を訪れて以来、日本という国の枠組みを問い直すために、沖縄から奄美、吐噶喇(トカラ)列島へと足を延ばしていく。同じ頃、小説家・中上健次と香港やシンガポール、スペイン、モロッコなど海外にも出かけた。1976年にはフランス・マルセイユの画廊でグループ展に参加し、現地制作した《デカラージュ》を発表。《サーキュレーション―日付、場所、行為》《氾濫》と同様、美術館というシステムを撹乱し、乗り越えることを試みた。奄美、吐噶喇の写真1975-76年(2023年に本展のためにプリント)《デカラージュ》1976年、ADDA画廊(フランス・マルセイユ)での展覧会出品作中平元氏蔵ところが1977年、作家活動が突如中断に追い込まれる。急性アルコール中毒に襲われた中平は、倒れる前数年分の記憶を喪失。言語への障害も残ったのだった。最後の5章「写真原点」では、写真家としての再起を沖縄から始めた中平を追う。なかでもモノクロームからカラーへと移行し、タテ構図で世界の断片を切り取った写真群は圧巻だ。被写体に対して、初めて出会うもののように接近し、その事物の存在を切り取る。また、青森県八戸市での撮影風景を記録したドキュメント映像では、いつもの赤いキャップの生前の姿に出会える。「キリカエ」展(2011年)出品作の展示風景2011年東京国立近代美術館蔵(株式会社コム・デ・ギャルソン寄贈)「キリカエ」展(2011年)出品作の展示風景2011年東京国立近代美術館蔵(株式会社コム・デ・ギャルソン寄贈)病の前後で、それまでの思考や作風が連続しているとみるか、断絶しているとみるか。全体を通じて、ジャーナリスティックな視点も詩的な感性も持つ中平が、無意識の世界に飛び込み、ものや人や風景に出会い直していったようにも思われた。遺された実作と理論から、情報やイメージがますます氾濫する現代にも通じる問いかけを感じてほしい。取材・文・撮影(★をのぞく):白坂由里<開催概要>『中平卓馬火―氾濫』2024年2月6日(火)~4月7日(日)、東京国立近代美術館にて開催公式サイト:
2024年02月14日ハワイ旅行を家族は「合宿」と呼んでいた……!?渡部篤郎さんは2016年6月に再婚した11歳年下の女性との間に、長男、長女、次女の3人のお子さんが誕生。最近はどこに行くにも妻と一緒だそうで、洋服は同じ店で購入し、美容院も一緒だというからかなりのラブラブぶりです。「奥さまが行くところ全部ついていくんですか?」と驚かれても、「ついていく~!」とメロメロの笑顔。クールでダンディなイメージと、可愛い素顔とのギャップがすごいです。ドラマや映画などの撮影に入ると忙しくなってしまうため、休みの期間くらいはいつも一緒にいたいと渡部さんは思っているそうですが、相手はどう考えているのでしょうか。番組では裏に控えている奥さまにその疑問を直撃。すると……「私がママ友会に行くときも車で送ってくれ、終わるころには必ず迎えに来てくれますが、夫がずっと外で待っているので他のママ友たちが気を使っちゃって、結構それがプレッシャーです」と、思いもよらない回答が。ただ、そう言われても渡部さんは「良いことをしてるだけだから」と意に介しません。お子さんたちにいろんな経験をさせてあげたいと、家族旅行にもよく出かけている渡部家。旅行プランをたてるのは渡部さんですが、「旅行に行くときもめちゃくちゃ予定を詰め込むので、子どもたちとは旅行ではなく合宿と呼んでいる」と妻からの苦情も……!たとえばハワイ旅行での1日のスケジュールは、朝ごはん⇒山のぼり⇒海⇒違う海⇒プール⇒博物館といった詰め込みぶり。渡部さんは「ハワイ島だとたくさん見るところもあるから、子どもたちにもいろいろ見せてあげたいなと思って……」と説明するも、家族から合宿と呼ばれていることは知らなかったと苦笑です。しかし渡部さんから「奥様に直してほしいところ」は一切なし。「ないな。あったとしても直さなくてもいい」と男っぷりの上がる一言に、スタジオの女性陣は感嘆の声を漏らしていました。
2023年12月21日アンジャッシュ渡部建(50)のYouTube番組が好評だ。若手時代、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)の出演に向けて、テーマとなる街で何時間も情報収集をしていた経験を持つ渡部。YouTubeで公開している番組「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」は、まだ発掘されていない各地の名店を渡部自身が許可を取って取材するというものだ。これまで番組内で渡部は東京の堀切菖蒲園や千葉の本八幡、埼玉の蕨市などを訪問しており、地元の人に話を聞いたりお店の人と交流したり、グルメを堪能する姿がネットで評判に。また深夜番組のような緩やかな雰囲気も人気の要因といえそうだ。4月に始めて登録者数もまだ15.8万人程度。しかし、アップされた動画はどれも30分もの尺があるにも関わらず、毎回40万回ベースで堅調に再生されている。さらにTwitter(現X)ではこんな声が上がっている。《アンジャッシュ渡部さんのロケハンのYouTubeめっちゃ面白い。地上波とかいいからこれ続けて欲しい!》《渡部さんの渡部ロケハン妻と楽しくみてます。TVの深夜帯にやってても頑張って起きて観たいぐらい面白いです。渡部さんもお忙しいと思いますが配信頻度増えたら良いなあ》《全員渡部さんのこと謹慎前より好きになるはず》また渡部の登場するYouTube番組は注目を集めることが多く、千鳥の冠番組『チャンスの時間』(ABEMA)のYouTube版では’22年11月28日配信のものが739万回、その翌日に配信されたものが509万回、さらに今年3月9日に配信されたものは387万回も再生されている(’23年9月19日現在)。’20年6月、公共の多目的トイレなどで複数の女性との不倫が報じられた渡部。あれから約3年が経ち、地上波復帰はままならないが、YouTubeとの相性は抜群のようだ。
2023年09月20日不倫騒動による活動自粛を終えた後も、キー局のテレビ番組にはいまだ出演できていないアンジャッシュの渡部建(50)。YouTubeでは『アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組』と題したチャンネルを4月から始めるなど、いまもグルメタレントとして復活する希望は失っていないようだ。「復帰から1年以上が過ぎ、騒動以前のテンションが戻ってきた印象です。ABEMAやYouTubeでは、さまぁ~ずや千鳥の番組などにゲストで呼ばれています」(テレビ局関係者)そんな渡部を大物芸人2人が援護射撃した。6月11日配信の東野幸治(55)のYouTube『東野vs』に博多華丸(53)が出演し、渡部について語ったのだ。まずテレビ朝日のバラエティ番組『アメトーーク!』で「キャベツ芸人」や「ネギ芸人」といった飲食をテーマにした回に出演の多い華丸が、渡部の必要性を訴えた。「渡部くんがいなくなってキツいんですよ。飲食にこだわる芸人が少ない。(略)渡部くんがいないと説明する人間がいない。受け手(MC)側も宮迫(博之)さんがいらっしゃらないから。宮迫さんも食に興味があった。(宮迫が抜けてから一人でMCを務める)蛍原さんは(食べものなら)なんでもいいじゃないですか。『アメトーーク!』の食事回はいま戦力ダウンしてるんです」華丸の発言に同意した東野は、番組のなかで、『アメトーーク!』の総合演出を担当しているテレビ朝日のプロデューサー・加地倫三氏に「渡部はいつでもやる気満々」と訴えた。「渡部さんの食レポは現場スタッフの間でも評判です。ただし、渡部さんに対しては女性を中心とした視聴者層の嫌悪感が根強く、“キー局の壁”は高いのではないしょうか」(テレビ局関係者)
2023年06月12日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、29日にABEMA NEWSチャンネルで配信された情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00~)に出演し、同郷の東京・八王子出身であるROLANDとの関係性について語った。29日は、3年ぶりのロケとなる渡部が地元・八王子の街に繰り出し、その魅力をアピールする企画の後編を配信。渡部は、JR八王子駅前のメインストリートを歩いていると、ホストで実業家のROLANDの銅像を発見する。「この店知らないぞ!」と驚きつつ、ROLANDとの関係を「たぶん中学校が一緒だけど、まだそんなに絡んでないのよ」と告白。続けて「彼がメディアに出だしたときに、僕は“とある理由”で出なくなっちゃったから……」と自虐気味に共演が少ない理由を明かした。また、八王子出身の有名人が多いという話題になると、「北島三郎さんや松任谷由実さん、ヒロミさん。フワちゃんもいるし、ミュージシャンの方もいっぱいいる」と誇らしげな表情を見せた渡部。しかし、番組スタッフから「あと、“世界の渡部”さんもいる」とかつて一世を風靡したあだ名でイジられると、「久しぶりに聞いたな……。もう誰も言っていないと思うけどね(笑)」とタジタジの様子だった。
2023年01月31日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、15日(12:00~)にABEMA NEWSチャンネルで配信された情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00~)に出演し、3年ぶりとなるロケと食リポに挑戦した。15日の配信では、「本当に住みやすい街大賞2023」で首位に輝いた東京・西八王子を特集。八王子出身の渡部が、3年ぶりのロケで八王子の魅力をアピールした。八王子の街を歩いていると、地元の人から「元気そうで良かった」「おかえりなさい」と温かい声をかけられた渡部は「ヤバい! 泣きそう。温かいわぁ……」と感激。サインを求められると、「サイン書くのもめっちゃ久しぶりです……。嬉しい」としみじみとした様子で、地元の人々と交流を楽しんだ。この姿にスタジオでVTRを見ていたMCの千原ジュニアは「みんな優しいな。素敵」と声を漏らした。また、“食リポの達人”として一世を風靡した渡部が、3年ぶりに食リポを実施。持ち前の知識を発揮しながら料理の魅力を余すことなく伝えると、千原は「やっぱりすごい! 達者やな~。衰え知らずやった」と絶賛し、ドランクドラゴンの鈴木拓も「本当にすごい!」と腕が鈍らない食リポに脱帽していた。渡部と同じ事務所の後輩である鈴木は、千原から渡部と会っているかを聞かれると、「渡部さんの代わりに番組に出たりしたけど、会ってはいないんです……」と気まずそうにコメント。その理由を「この番組で渡部さんのことを言い過ぎてしまって、ネットニュースになった。その時に児嶋(一哉)さんから『気持ちはわかるけど、渡部のことを悪く言うのはやめてあげてくれ』と言われてしまいました」と肩すぼめながら明かした。
2023年01月17日櫻井翔主演ドラマ「大病院占拠」に渡部篤郎が出演することが分かった。全捜査官を束ねる神奈川県警のトップ・本部長を演じる。本作は、鬼の面を被った謎の武装集団によって病院が占拠され、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井さん)が人質を救うため、犯人に立ち向かっていく、「ボイス 110緊急指令室」の制作チームが贈る完全オリジナルタイムリミット・バトル・サスペンス。渡部さん演じる本部長・備前武は、三郎と共に武装集団に立ち向かっていく人物。今回の事件に対して、県警全体としての対処を迫られる重要なキャラクターだ。渡部さんは「この作品に参加させて頂く以上、最善の力で挑みます。是非、ご覧頂けたら嬉しいです」とコメントしている。なお、渡部さんと櫻井さんとの共演は、今回が初となる。「大病院占拠」は2023年1月14日より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年12月12日現代社会におけるコミュニケーションの諸問題を独自の手法で描き出す劇作家・山本卓卓(範宙遊泳)の言葉と、老若男女から電車や犬に至るまで25役を巧みに演じ分けるダンサー北尾亘(Baobab)の身体が織りなす『となり街の知らない踊り子』。2015年の初演以来国内外で上演され高評価を得てきた本作が、2022年11月4日(金)から6日(日)まで、東京芸術劇場シアターイーストで上演される。今回はどんなステージになるのか。山本は「これまでよりも、もっと大きくて広いことをやろうとしている。今までは言葉と身体、どちらかを生かすために、どちらかが犠牲になっていたのですが、今回は、身体と言葉と物語という3つの柱がちゃんと際立って立つようになっている」と話す。あうるすぽっとのホワイエやシドニーの教会など、劇場らしからぬ場所での上演を重ねてきたこともあり、東京芸術劇場での公演は「一つの節目。本作をこの規模の劇場で上演するのは初めてなので、楽しみです」。一方、北尾は自身の身体について語る。「初演と現在の自分の身体は全く違うものになっていて。年齢的なことを言うと、初演の方が張りや体力があるような捉え方をされるかもしれませんが、僕としては今、身体の状態に対してすごくポジティブ。それは、この作品が『ダンス』でもあり『演劇』でもありながら、そのどちらとも取れないハイブリッドな形であって、自身の思考や人生でどういう時間を経験してきたかがすごくダイレクトに身体に現れるから。戯曲に対しての考察や思い、蓄積してきたものはどんどん増えている一方なので、そういう意味で、今がベストコンディションと言えます」。演劇とダンスという領域をシームレスに行き来する2人。お互いについて、山本は「もちろん(北尾は)コンテンポラリーダンサーであり、クリエイターなんですけど、言葉にするなら“友達”というのが近い。それは馴れ合いではなくて、自分の思っていることをちゃんと話せるし、話してくれる存在」と話す。北尾も「(山本と)最初の出会いが演劇を通してではなく、もっと近い距離から関係性が始まっているので、フラットにもの作りができる」と言い、「身体がしっかりと演劇の中に含まれないといけないというような話もよくします。僕も身体だけ動かしていればダンスは成立するとは全く思わないし、言葉の力や人との関係性という演劇的なことに対してシームレスでいたいと思っている。そういう意味で、絶大な信頼と親愛の念を抱いています」。観客へのメッセージとして、山本は「テレビにもYouTubeにも他の舞台表現にもないことをやっていると思います。その時を捉えてしか僕たちは作れない。見逃されたらもうこのバージョンはお終いなので、出会えたら嬉しいですね」と話した。取材・文:五月女菜穂
2022年10月31日今年4月に独立を宣言した中島卓偉が、ニューアルバム『BIG SUNSHINE』を今秋に発売することを発表した。7年ぶりのアルバムとなる今作には、デジタル配信シングル「風に飛び乗れ」「FOLLOW YOUR DREAM」を含む全15曲が収録される。また、アルバム収録曲初披露記念&BEST SELECTIONライヴ『NEW RISE,BIG SUNSHINE』が、11月20日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催されることも決定した。チケットは、本日8月17日21時よりファンクラブで先行受付が行われている。さらに、独立後初となった全国ツアー『DESTRUCTION chapter 1』の東京・Veats Shibuya公演の模様を収録したBlu-rayが、完全受注生産で発売されることも発表された。■中島卓偉 コメント7年ぶりのオリジナルアルバムを秋にリリース予定です。最高にPUNKでROCK’N’ROLLなアルバムです。このアルバム初お披露目&BEST SELECTIONライヴを11月20日に「SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」で行います。そして10月12日に新宿LOFTにて椎名慶治さんと2マンライヴをやります。トーク多め、セッション多め、2人で書いた未発表曲も披露します。是非いらしてください。<リリース情報>中島卓偉 ニューアルバム『BIG SUNSHINE』今秋発売予定中島卓偉 LIVE Blu-ray『TAKUI NAKAJIMA LIVE 2022.08.13 AT Veats Shibuya「DESTRUCTION chapter 1」』11月上旬発送予定価格:9,500円(税込)※完全受注生産【収録内容】1. トライアングル2. イクジナシ3. FREE FOR FREE4. SPARKLE MAN5. FOLLOW YOUR DREAM6. 風に飛び乗れ7. 大器晩成8. 続けろ9. HELLO MY FRIENDS10. 蜃気楼11. 存在12. RE-SET13. PUNK14. いいんじゃない15. トップランナー16. CHANGE MY WORLD17. FORK IN THE LOAD18. Calling You19. STAY TOGETHER20. どんなことがあっても21. DRIVE MY LIMO22. TRUE MIND23. ギャンブルーレット24. イノヴェイター25. ピアス受付URL:<ライヴ情報>中島卓偉『NEW RISE,BIG SUNSHINE』11月20日(日) 東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE1公演目:開場14:00 / 開演14:302公演目:開場17:00 / 開演17:30【サポートミュージシャン】Gu.you(Nicori Light Tours / ex.Janne Da Arc)、Ba.NAOKI(FANTASISTA)、Ds.SHINGO(THE TERROR’S 666 / ex.JURASSIC)【チケット料金】前売:6,500円(税込)(ドリンク代別途必要)■オフィシャルファンクラブ先行受付期間:8月17日(水) 21:00~9月4日(日) 23:59一般発売日:10月15日(土) 10:00~【お問い合わせ】DISK GARAGETEL:050-5533-0888(平日12:00〜15:00)『master+mind ~acoustic mind #19~ [ライブ:8トーク:3]』10月12日(水) 東京・新宿LOFT開場18:30 / 開演19:00出演:椎名慶治 / 中島卓偉【サポートミュージシャン】Gu.you(Nicori Light Tours / ex.Janne Da Arc)【チケット料金】前売:6,000円(税込)(ドリンク代別途必要)一般発売日:9月10日(土) 10:00~【お問い合わせ】新宿LOFTTEL:03-5272-0382関連リンクオフィシャルサイト::::
2022年08月17日YouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を運営する株式会社BLOCK(代表:山本達裕、本社:東京都港区)とベースボール専門メディアFull-Count(フルカウント)を運営する株式会社Creative2(代表:石倉勇、佐藤岳、本社:東京都目黒区)は、「江川卓のたかされ」とFull-Countとのタイアップ企画を2022年6月4日から開始します。江川卓のたかされ×Full-Count【江川卓のたかされ×Full-Count タイアップ企画について】■Full-Count編集長による江川卓氏への直撃インタビューFull-Count編集長による江川卓氏への直撃インタビューを行い、Full-Count内のページで記事として公開されます。また、インタビューの様子は、「江川卓のたかされ」でもタイアップ企画として公開されます。プロ野球記者歴17年の編集長が、江川卓氏へズバリと切り込むインタビューは必見です。■「江川卓のたかされ」動画コンテンツのエンベッド記事の公開「江川卓のたかされ」の動画コンテンツの中で、Full-Countが気になる動画をピックアップし、野球専門メディア独自の目線で記事にして公開します。また、記事の中では「江川卓のたかされ」の動画の埋め込みも行い、より詳しく内容を知りたい方は、記事内で動画を視聴することができます。■Full-Count内で「江川卓」特別カテゴリーの設置Full-Count内に「江川卓」特別カテゴリーの設置を行い、今回のタイアップ企画をさらに盛り上げます。〈YouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」〉URL: 〈ベースボール専門メディアFull-Count(フルカウント)〉URL: 【会社概要】名称 : 株式会社BLOCK代表 : 山本達裕所在地 : 東京都港区西麻布1-14-1 井門西麻布ビル5F事業内容: YouTubeチャンネルの制作・運営事業、ECコンサルティング事業URL : 名称 : 株式会社Creative2代表 : 石倉勇、佐藤岳所在地 : 東京都目黒区東山2-3-2 COM'S FORUM 5F事業内容: マーケティング事業、メディア事業、アスリートサポート事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月03日2月15日、アンジャッシュの渡部建(49)が1年7カ月ぶりとなるテレビ出演を果たし、復帰を宣言した。また同日には、俳優の東出昌大(34)が『ユマニテ』を退所。事務所からの公式メッセージには《東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました》や《私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした》とあり、誰からみてもネガティブなやり取りの結果だと考えてしまうような内容だった。2人に共通しているのは、言わずもがな不倫報道だ。渡部は多目的トイレでの性行為、東出は妻の妊娠中に不倫していたとして批判が集まった。この数年、メディアでは数多くの不倫が報じられた。彼らのように大ダメージを受ける人もいれば、騒動を経てさらに活躍した人もいる。内容はそれぞれだが、不倫という意味では同じはず。明暗を分ける要素はいったい、どこにあったのか。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんが分析した――。■明暗を分ける3つの対処ポイント渡部さんと東出さんのおふたりは、数ある不倫報道のなかでも特に大きなダメージを負うことになりました。なぜ、ここまで長期的なダメージに繋がったのか。それはやったことの大きさと合わせて、以下の「3つの大切なポイント」が抜けていたからだと考えられます。・素早く誠実な謝罪まずは、誠実な謝罪です。素早くきちんと謝る。そして事情をできる限り説明する。やってしまったことは消せませんが、謝るという基本的な姿勢を素早く見せることは現在のメディア対応として必須だと思います。おふたりとも謝罪会見をすぐには行わなかったことなど、初動の遅れがみられました。家族が許した否かにかかわらず、対メディアという面ではその対応の遅さが後に響いたと思います。・ズルさが出るか否か謝ったからといって、すぐ許してもらえるわけじゃない。それが今の日本の空気感かもしれません。だからこそ“ズルさ”が後に報道として出てしまうと、さらなるダメージにつながります。渡部さんの謹慎中には、まるで世間の温度感を測るかのような復帰説が浮上しました。また東出さんは撮影場所に新恋人を同伴させるという、“懲りない行動”が後になって報じられました。こうした行動からは“謝罪行動を打ち消すようなズルさ”を見る側に印象づけます。渡部さんの場合、復帰報道は本人の意図するところではなかったかもしれません。しかし出てしまった以上、やはりマイナスに働いた可能性は否めないでしょう。・初心に戻った行動「初心に戻った行動」と聞いて、みなさんは何を想像するでしょうか。本業に真摯に取り組むこと。お笑い芸人ならお笑い、俳優なら演技。どんな仕事も引き受けるというハングリー精神など。純粋な向上心を発揮することが、初心に戻ったと言うのかもしれません。謝罪会見や謝罪コメントにおいて、不祥事を起こした人はよく「初心に戻って」といった表現を使います。しかしこの初心に戻っているかどうかを判断するのは、あくまでも観る側なのが難しいところです。「ロケ地に恋人をこっそり同伴させるのは、俳優なら多くの人がやっていることだ」「今までテレビ出演が中心だったから、復帰場所もテレビにこだわって当然だ」たとえ本人にそんな気持ちがあったとしても、こうした行動を周りの人がどう思うのかはまた別の話。人によって印象が分かれます。だからこそ状況がマイナスのときこそ、より気を引き締めるべき。真面目すぎるくらい真面目に、まずは信頼回復まで堪える必要があるのです。■“今後に注目”の不倫経験者は歌広場淳こうした3つの点を踏まえると、今後どうなるかなと個人的に気になる芸能人がいます。それは、ゴールデンボンバーの歌広場淳さん(36)です。歌広場さんは21年11月、20代女性との不倫・妊娠中絶報道が浮上。謝罪し、現在まで活動を自粛しています。しかしその後、歌広場さんには20代女性以外にも複数人の不倫相手がいたと判明。次々とリークされ、合計6人もの女性との浮気が明らかになりました。ゴールデンボンバーといえば、「ビジュアル系バンドだけど親しみやすさもある」という点がウリでした。そのため、“ゲスな女遊び”をしていたことがイメージダウンとなったのは言うまでもありません。また今回の3つの点に照らし合わせると、誠実な謝罪はまだありません(コメントのみ)。さらにその後の行動ではないものの、複数人との浮気という追っかけ報道も浮上するなどズルさを感じる要素もあります。初心に帰るかどうかは復帰後に分かりますが、少なくとも現時点ではダメージが軽減される要素ナシ。メンバーとの結束力で再起を果たすのでしょうか。はたまた、このまま長期的なイメージダウンを引きずるのでしょうか。「不倫は家族との問題」とは言いますが、芸能人はそうもいかないのが今の時代です。もう少し世間の空気が寛容でも良いような気はしますが、皆さんはこれら報道を見ていてどう感じるでしょうか。(文:おおしまりえ)
2022年02月23日2月5日に所属事務所の公式サイトを通じて、活動再開を発表したアンジャッシュの渡部建(49)。15日放送の『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)では、1年8カ月ぶりに相方・児嶋一哉(49)と揃って出演を果たした。番組冒頭、児嶋が呼び込むかたちで渡部が登場。濃紺のスーツとネクタイに身を包んだ渡部は、神妙な面持ちで「視聴者のみなさん、僕がしてしまった本当にばかげたことで、大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。本当にすいませんでした」と謝罪。続けて「特にですね、多目的トイレを必要としている方々、本当に大変な不便もおかけしましたし、大変不快な思いもさせてしまったと思います。本当に申し訳ございませんでした」と、再び深く頭を下げた。「感染予防のためか2人とも距離を取り、立ったまま番組は進行しました。渡部さんは憔悴した様子で、以前よりも痩せたように見えました。児嶋さんは渡部さんと再スタートを切ろうとした理由を、『お前の家族のため』と打ち明けていました。渡部さんも芸能活動を再開するにあたって、妻の佐々木希さん(34)からの後押しがあったようです。そんな渡部さんは復帰の場を用意してくれた児嶋さんに『ありがとうございます』と伝え、『千葉テレビさんには一生、頭があがらない』と感謝しきりでした」(テレビ誌ライター)ただ、渡部の復帰を見守る視聴者のなかには、“手に汗を握る”思いをした人も多かったようだ。「同番組の放送時間は30分です。間にCMを挟みつつも、最初から最後まで重苦しい雰囲気が続いたのです。渡部さんはうつむき加減で、児嶋さんに向ける言葉も敬語でした。そんな暗い番組進行に視聴者はハラハラしたようで、ネット上では“放送事故レベル”“お通夜のよう”といった声が上がっていました」(前出・テレビ誌ライター)世間からも大きく注目を集めた渡部の復帰劇。Twitter上では視聴者から、《再チャレンジがんばれ》《2人の再出発応援したい》《見守るしかない》とエールが寄せられた。しかし、依然として厳しい声も上がっている。《児嶋さんと奥さんの優しさに甘えてるだけじゃない?結局芸能界に未練あるって事なんだろうけど。見てて不快感しかなかったわ》《白黒アンジャッシュ見てみたけどもう見ないなー。児嶋は好きだから他で見る》《正直受け入れるのまだ無理です、嫌悪感しかないです》‘04年10月にスタートし、間もなく900回目の放送を迎える『白黒アンジャッシュ』。再び児嶋と二人三脚で歩み出した渡部だが、多くの人に受け入れられる日はやってくるだろうか。
2022年02月16日お笑いコンビアンジャッシュの渡部建(49)が2月15日放送予定の番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)で復帰することを正式に発表した。渡部といえば2019年に多目的トイレ等での不貞行為が報じられ、活動を自粛していた。その後も複数回の復帰疑惑が持ち上がるが、事前のリークなどに批判の声が殺到。結局、復帰はいったん白紙へ。そして1年7カ月がたった今月、満を持して復帰する運びとなった。渡部は所属事務所の公式サイトで「この一年半の間、猛省する日々を過ごしながら自分自身を見つめなおして参りました。その中で、いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました。今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたいと思います」とコメント。初心に帰って仕事に向き合うことを宣言し、妻で女優の佐々木希(33)もInstagramで後押しのコメントをしている。やっと場が整った渡部の復帰劇。ただやったことへの風当たりはいまだ強く、視聴者側からは別の違和感の声もあがっている。そんななか、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「こうした二転三転する状況を経た結果、実はより渡部さんの立場は難しくなっているようにも思うのです」と語る。その理由とは――。■復帰が慎重すぎる違和感今回の復帰にたどりつくまでには、過去に複数回の復帰報道がありました。しかしどれも事前にリークがなされ、批判が集まったこともあって結局は頓挫。こうした行為が複数回あって今回の復帰にたどり着いたわけです。ただ改めて考えると「なぜここまで世間の声を重視するのか」という違和感が残ります。もちろんタイミングとしては、ほとぼりが冷めてからが好ましいでしょう。しかしやったことの大きさを思えば、批判がなくなるタイミングなんてものはありません。本人や事務所が決めたタイミングで走り出すしかないのです。なのに結局は複数回の“さぐり”があったことで、逆に復帰にもしたたかな印象を与えてしまったとも言えます。■テレビにこだわりすぎる違和感多くの人が指摘する違和感のひとつとして、「復帰の場所へのこだわり」があります。芸人さんであれば、今や復帰の場所は無限にあります。劇場やYoutubeはもちろん、SNSで復帰宣言して独自の情報発信をしていくことも可能です。しかし、渡部さんが選んだのはあくまでもテレビ。複数回出た過去の復帰報道も、すべてテレビでの話でした。芸人で初心に帰るというなら、劇場でも良かったはずです。それがなぜテレビなのか。もちろん、周りとの関係性あってのことだとは思います、ただ結局、そこには“自身の反省や初心といった気持ちよりも、周りから求められる状況に応じる”という姿勢が強く反映しているように感じます。それがつまるところ、「根本は変わっていない」という印象を生み出しているのかもしれません。■かたくなに事前情報を隠す違和感今回の復帰報道はいったん千葉テレビ側による「復帰報道否定」の情報が出て、それを否定する形で「やっぱり復帰確定」という情報が浮上。ドタバタの復帰発表だったことは否めませんでした。渡部さんのしたことには今なお批判の声が大きいもの。だからといって彼の復帰が世間的に常に大きな注目を集めているかといったら、そうではありません。ある意味でこうした否定報道があったから、より良くない注目の集め方をしてしまっている側面があります。かたくなに事前情報を出さないことは、テレビで復帰という制限のある場ですから仕方ない部分はあります。しかしなぜ、ここまで世間の声を重視するのでしょう。また重視した結果として結局は復帰するのであれば、どのタイミングでも彼のキャラクターへのダメージはあまり変わらなかったような気さえします。テレビを復帰の場所として選んだから起きた歯がゆさなのか、それとも彼を取り巻く状況が複雑なのかは分かりません。ただこうした違和感を残したことで、現在は彼のしたことへの批判以上に“よくない印象”がついてしまったように思います。今後は活動によってそれを挽回していくフェーズに入るわけで、その未来がどんなものかは私たちが見届けていくしかありません。ちょうど今年50歳を迎える渡部さん。人生の折返し地点、マルチ芸人が次はどんな変化を遂げていくのか見守っていけたらと思います。(文:おおしまりえ)
2022年02月09日お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが、約1年7か月ぶりに活動を再開すると、所属事務所が発表しました。渡部さんは、2022年2月15日放送予定のバラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)に、相方である児嶋一哉さんとともに出演するとのこと。同番組の収録は、同月5日に行われています。渡部建の復帰に、妻・佐々木希がコメント渡部さんの復帰に関して、妻であり、俳優やモデルとして活躍する佐々木希さんが、自身のInstagramで想いを明かしました。本日より主人が仕事復帰することとなりました。これからはゼロから頑張る主人の姿を見守ることに決め、今まで以上に感謝の気持ちを持ち、家族と共に前に進んでいこうと思っています。周りの皆様からの温かいお言葉や、このInstagramでも心のこもったコメントをいただき、沢山の方々に支えられここまで来る事が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。nozomisasaki_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 続けて、「応援してくれる人々からパワーをもらった」「私も何かをお届けできるよう頑張ります!」とつづっています。佐々木さんが投稿した内容に、さまざまな声が寄せられました。・佐々木さんの心労は、他人が推し測れるものではありません。よく支えてこられたと思います。ご自愛くださいね。・やっと再スタートですね!これまで本当にお疲れ様でした。もちろん、これからも応援しますよ!・本当にすごいなと、心から尊敬します。静かに見守っています。・本当につらかったと思います。でも、前進するしかないですよね!ムリだけはしないで、頑張ってください。また、佐々木さんは渡部さんの活動自粛後、「憶測や事実ではない内容の報道に、何度もやるせない気持ちになった」ともコメントしました。騒動が報じられた当時、世間の注目度が高かった分、心ない言葉や事実無根の報道も。渦中にいた佐々木さんのやるせなさや苦しさは、想像を絶するものでしょう。それでも、「見守り続ける」と決めた佐々木さん。そんな彼女の意思に敬意を払い、ただ「頑張れ!」と応援したいですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月06日不倫騒動で活動を自粛していた、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが、2022年2月15日放送予定のバラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)にて活動を復帰すると、所属事務所が報じました。番組の収録は、同月5日に行われたとのこと。同番組には、相方である児嶋一哉さんも出演予定です。約1年7か月ぶりとなる渡部さんの活動復帰は、世間の注目を集めています。アンジャッシュ渡部建復帰に、相方・児嶋一哉は?児嶋さんは、渡部さんが復帰する同番組の収録後、ファンに向けたコメントを撮影。自身のYouTubeチャンネルにて、相方復帰への想いを明かしました。『白黒アンジャッシュ』で2月15日放送の回から、渡部を復帰させていただいて、2人で、前の形、『アンジャッシュ』で『白黒アンジャッシュ』をやらせていただくことになりました。先ほど、収録を終えたんですけれども、ちょっと、うーん。そうですね、なかなかどういう回になるのか、自信がないっていうか。見ていただいて…ということになるとは思うんですけれども。「1回、踏み出そうよ」という想いで『白黒アンジャッシュ』をやらしていただくということになりました。いろいろなご意見があるとは思いますけれども、温かく見守っていただけたらなと思います。児嶋だよ!ーより引用児嶋さんは、渡部さんと久しぶりに収録を終え、仕事の内容について「自信がない」と正直な気持ちを露わにしました。約1年7か月、コンビを解消することなく、相方の復帰を待ち続けた児嶋さん。復帰に関して、渡部さんと同様、大きな不安を感じているでしょう。児嶋さんの報告に対し、さまざまな声が寄せられています。・長い間、ずっと『アンジャッシュ』を守ってきた児嶋さんのことを尊敬します。これからまた、いろいろな言葉を向けられると思うけど、僕は応援していますよ!・児嶋さんが謝ることではないですよ。1人で頑張っていたこと、すごいと思います。・相方を見捨てずに耐えて、精力的に活動していた児嶋さんはかっこいい。・渡部さんの活動自粛後、児嶋さんの優しさと懐の広さを、すごく感じました。これからも応援しています!放送が楽しみだな!大きな不安を感じながらも、「1回踏み出そう」という想いを抱いているという、児嶋さん。彼の発言からは、今後も『アンジャッシュ』として、渡部さんを支えていく決意が伝わってきますね。また、渡部さんの妻であり、俳優やモデルとして活躍する佐々木希さんも、自身のInstagramで、想いを明かしています。夫・渡部建の復帰に、佐々木希が…?「本当に尊敬する」「応援したい!」[文・構成/grape編集部]
2022年02月06日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が活動再開することを受け、妻で女優の佐々木希が5日、インスタグラムを更新した。佐々木は、「本日より主人が仕事復帰することとなりました」とあらためて報告し、「これからはゼロから頑張る主人の姿を見守ることに決め、今まで以上に感謝の気持ちを持ち、家族と共に前に進んでいこうと思っています」と抱負。「周りの皆様からの温かいお言葉や、このInstagramでも心のこもったコメントをいただき、沢山の方々に支えられここまで来る事が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と周囲への謝意を示した。一方で、「この数年の間、憶測や事実ではない内容の記事に何度もやるせない気持ちにもなりました…」とずさんな一部報道への苦悩も明かしつつ、「これからも私の気持ちはこのInstagramで綴りたいと思っておりますので、御理解の程どうか宜しくお願い申し上げます」と前を向く佐々木。「そして何よりいつも応援してくださる皆様には素敵なパワーをたくさんいただいているので、私も皆様に何かをお届け出来るよう、今後も頑張ります!これからもどうぞ宜しくお願いします」と決意を新たにし、マスコミ各社に向けて「最後にお願いがあります。自宅付近、子供の生活範囲での取材や撮影はくれぐれもご遠慮いただけますと幸いです」と書き添えている。渡部は5日、所属事務所・人力舎の公式サイトを通じて「私の浅はかな行動により、多くの皆様に大変なご迷惑をおかけしました事、改めてお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたいと思います」と表明。15日放送の『白黒アンジャッシュ』(毎週火曜22:00~)から復帰することが決定し、チバテレ(千葉テレビ)は「渡部建の所属事務所である『プロダクション人力舎』より、『白黒アンジャッシュで芸能活動を復帰させたい』との申し出を受け、協議した結果2022年2月15日(第897回)から番組に復帰することとなった次第です」と経緯を説明している。
2022年02月06日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、活動を再開することを5日、所属事務所・人力舎のホームページで発表した。渡部本人がコメントを出し、「私の浅はかな行動により、多くの皆様に大変なご迷惑をおかけしました事、改めてお詫び申し上げます。関係者の皆様、応援してくださっていた皆様、一昨年の報道を見て不快に思われた皆様、 誠に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪。続けて、「この一年半の間、猛省する日々を過ごしながら自分自身を見つめなおして参りました。その中で、いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました。今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたいと思います」とし、「最後に、活動自粛中にこんな自分を支えてくださった方々、手を差し伸べてくださった方々に心から感謝申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします」と呼びかけた。併せて、人力舎からは「本人の自宅付近及び、子どもの学校付近での取材は、近隣のご迷惑になるためお控え頂きます様、ご配慮頂けますと幸いです」と要望している。
2022年02月05日俳優の渡部豪太(35)が17日、インスタグラムを通じ、昨年10月をもって所属事務所のスペースクラフト・エージェンシーを退社していたことを報告した。渡部は、「令和3年10月をもって所属事務所スペースクラフト・エージェンシーを退所致しました事をご報告させて頂きます」の書き出しから、「昨日までの舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の千穐楽の後に発表をさせて頂こうと事務所と協議をし、本日に至りました」と発表が遅れた理由を説明。「仕事への向き合い方や自身の環境の変化を感じる中で新たな段階へ踏み出したいと強く思い、このような決断に至りました」と経緯を明かし、「24年の長きに渡り私を育て、導いて下さった事務所には感謝してもし尽くせません。この度私が新たな道を進みたいと申し上げた時も真っ直ぐに向き合いそして温かく送り出して下さいました」と意向を尊重してくれた事務所への思いも記した。人生の新たな一歩を踏み出し、「役者としてより一層深く表現の幅を広げられるよう精進して参ります」とあらためて決意を表明した渡部。「今までお世話になりました皆様、いつも応援して下さる皆様」に向けての「これからも変わらぬご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます」というメッセージで結んでいる。
2022年01月17日「田辺弁慶セレクション2020」にて上映され、4日間ほぼ連日満席となった、藤原季節、長尾卓磨出演映画『中村屋酒店の兄弟』が、3月より全国公開されることが決定した。数年前、家を出て一人東京で暮らす和馬(藤原季節)は、親が経営していた酒屋を継いだ兄・弘文(長尾卓磨)の元へ帰ってくる。年齢を重ね、変わってしまった母の姿に戸惑いながらも、そのときを受け入れ過ごしていく和馬。相手を思うほど、和馬、弘文は少しずつズレていったお互いの距離を感じていた。和馬の抱える秘密を知る弘文、それを知る和馬。お互いが前に進むためとった選択には、純粋に相手を思う辛さと難しさがあった。そして、2人は朝を迎える――。藤原さんと長尾さんが兄弟役を演じた本作は、俳優としても活動する白磯大知監督が、独学で脚本を書き始めて初監督した、現代の町の酒屋にスポットを当て、兄弟を通じ家族の距離を描いたヒューマンドラマ。45分の中編ながら、熟成された醸造酒のような味わい深い佳作が誕生した。なお本作は、第13回田辺・弁慶映画祭(TBSラジオ賞)をはじめ、第30回東京学生映画祭(グランプリ)、第11回下北沢映画祭(観客賞)、門真国際映画祭2019(最優秀J:COM賞)など、数々の国内映画賞を受賞した。▼コメント・藤原季節監督の白磯大知は映画「中村屋酒店の兄弟」を撮り終えてから、ロケ地の中村屋酒店さんの閉店を追ったドキュメンタリーを撮った。中村屋酒店が無くなったとしても、決して無くならない"何か"を撮りたかったんだと思う。撮れたんだと思う。撮れたから、こうして劇場公開まで伝わったんだと思う。ここまで尽力してくださった皆様に感謝しかありません。僕は長尾卓磨さんと兄弟を演じましたが、今では白磯大知を含めて三兄弟だと思ってます。ウチの末っ子の大切な作品、よろしくお願いします。・長尾卓磨『中村屋酒店の兄弟』は失われゆく古き良き酒屋さんの姿を残したいという監督の想いから始まった映画でした。実際、撮影で使わせていただいた中村屋酒店は撮影後閉店し更地になりました。今またこうして上映の機会をいただき、その佇まい、店の匂いがたちのぼってくることを、そして多くの皆様にご覧いただける機会をとてもうれしく思います。映画の佳さを体感していただける白磯大知初監督作品です。どうぞよろしくお願い申し上げます。・白磯大知監督初めて撮った映画『中村屋酒店の兄弟』が今改めてスクリーンで上映出来ること、とても光栄に思います。映像のない真っ暗な状態でのスピンオフラジオドラマから始まる、物語。映画館だからこそ、ここまで作品に没頭出来るのだと思います。今とは違うあの頃の感覚、あの頃のスタッフ、キャスト、映画という残り続けるものの良さを噛み締めながら、多くの方々に届くことを祈っております。是非スクリーンでご覧ください。『中村屋酒店の兄弟』は3月4日(金)より渋谷シネクイントにてレイトショー先行公開、3月18日(金)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:中村屋酒店の兄弟 2022年3月18日より全国にて順次公開©『中村屋酒店の兄弟』
2022年01月11日「12月にインスタが不正ログインされたことでネットを賑わした渡部さんですが、“文春砲”から1年半、いまだ芸能界には復帰することなく新年を迎えることになります。そんな現状に対し、少しづつ仲間たちが渡部さんの復帰に向けて動いていると聞いています」(テレビ局関係者)不倫謝罪会見から1年、休業中の渡部建(49)。「極秘出演していた昨年末『絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)の登場部分がお蔵入り。今年9月末の『有吉反省会』(日本テレビ系)の最終回で、長年の付き合いがある有吉弘行さんが渡部さんをゲストに呼び、“反省の幕引き”をする報道もありました。さまざまな事情から、この案も立ち消えになり、11月から豊洲市場でのアルバイトを不定期に再開したようです」(前出・テレビ局関係者)休業中の夫にかわるように、妻・佐々木希(33)はメディア露出が増えてきている。12月15日に出演した情報番組「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)で2021年を振り返り「今年1年は、本当にいろいろなお仕事をさせてもらって、充実してましたね」と満面の笑顔で明かしている。「映画&ドラマ『バイプレイヤーズ』や、NHKの連ドラ『白い濁流』にレギュラー出演するなど、女優業を本格的に復帰。現在は来年1月から始まる約4年ぶりの主演ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京系)の撮影にのぞんでいます。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)にも社長令嬢役として初出演します」(前出・テレビ局関係者)殺到するオファーで奔走する佐々木。彼女の孤軍奮闘に心が動かされたのだろうか、頼もしい応援団が現われた。「11月上旬、サンドウィッチマンがMCのバラエティ番組『ロコだけが知っている』の収録が局内のスタジオで行われ、この日のゲストが佐々木さんでした。“秋田県の素晴らしいところ”を紹介するため、同県出身の佐々木さんがキャスティングされました。サンドウィッチマンの楽屋に挨拶に来た佐々木希さんに、伊達(みきお)さんが『彼は元気にやってるの?』と聞いたそうです。“もうそろそろ(復帰しても)いいよね!”と伊達さんから彼の復帰を期待するような発言もあったそうです」(NHK関係者)伊達と渡部は旧知の仲だという。「渡部さんのほうが2歳年上なのですが、意外に波長が合うようで、伊達さん一人で渡部さんのYouTubeチャンネルに出演して『渡部さんは本当はグルメじゃない。変なラーメン屋に行ってる!』とイジれる仲なんです」(演芸関係者)夫と伊達の関係性を知っている佐々木は、伊達のフォローを聞いて笑顔を見せて「『今度、家に遊びに来て下さいよ!』と2人を誘っていたそうです」(前出・NHK関係者)好感度ナンバー1芸人のサンドウィッチマンからのエールで、2022年の渡部に光明は見られるのかーー。
2021年12月28日「範宙遊泳」の山本卓卓が、作演出を兼任するスタイルを手放し、脚本に専念する創作シリーズをスタート。川口智子を演出に迎え、「『This is Japan』というようなもの」を描き出すと言う。演出家の視点を加えないことで、山本の脚本はいかなる変化、そして進化を遂げたのか。話を訊いた。演出家ありきの“上演台本”から“戯曲”へ――範宙遊泳の作品ではほぼ作演出を兼ねてきた山本さんが、今回脚本に専念しようと思われたきっかけは?海外アーティストとのコラボレーションは積極的に行ってきて、日本の演出家ともいつかやってみたいって欲望は昔から抱えていたんです。というのも日本の演劇界の、作演出を兼任することによるスターシステムみたいなものに違和感があって。言ってしまえばカリスマは生まれやすいけど、名作は生まれにくい。つまりどんなにいい作品であっても、他者になかなか手渡されず、その人にしか上演出来ない現状がある。そういうところから解放された演劇を作ってみたいと思ったんです。――そこで演出家として白羽の矢が立ったのが川口智子さんです。彼女にオファーされた理由は?まずお互いACY(アーツコミッション・ヨコハマ)のフェローを受けていた、という接点がありました。決定打だったのが、彼女が『4.48サイコシス』の演出をした時。作家のサラ・ケインという人は命を削って戯曲を書くような人だったんですが、川口さんはそんな彼女の戯曲を優しく抱きしめるような演出をされていて。ここまで演出家に読み解いてもらえたら、作家としては相当ありがたいだろうなと。それで僕から「いつか何かやりたいですね」とポーンとボールを投げてみたら、川口さんはすぐに「いいですね」と返してくれた。そういう時、次の話になかなか発展しない方もいるんですが、川口さんとはちゃんと縁が続いていった感じです。『心の声など聞こえるか』演出を手がける川口智子――今回の新作は川口さんが演出されることを前提に書かれたものですか?川口さんだからというより、人に渡すっていう意識で脚本を書き始めたことが大きいと思います。今まで作と演出を兼任していた時は、どうせ僕がやるから、と思って省いていた部分もたくさんあって。これまでが上演するためのメモ帳でしかない“上演台本”だとしたら、今回は読み物としての精度を高めた“戯曲”にしようとした。読み手が僕以外にいて、その人が誤読する可能性をちゃんと持っているもの。つまり読み物として面白いものにしようと思ったんです。家族の最小単位から日本が透けて見えるものを――物語は近所に住むふた組の夫婦をメインに進んでいきます。創作のきっかけとなったことは?最初は、家庭内の与党と野党みたいなものを作りたいと思っていたんです。イメージとしては、罵倒し合う家族、みたいな。でも書き進めていくうちに、僕にはどうしてもストーリーってものが必要になってくると気づいて。その上で与党と野党だけじゃない対立軸にしつつ、たったふたりという家族の最小単位から、日本社会が透けて見えてくるような構図に出来たらと思って書き進めていきました。範宙遊泳『心の声など聞こえるか』メインビジュアル――戯曲を拝読すると、単に白黒の対立ではなく、グレーな部分を丁寧に描かれている印象を受けました。「『This is Japan』というようなものを描きたい」との山本さんのコメントは、そういった部分を指しているのでしょうか?その通りですね。どうしても僕は、そういうグレーを描くのが好きで。あとはアメリカに留学したことも大きかったと思います。向こうで感じたのは、みんなとても分かりやすいということ。基本的に挨拶をした人は敵じゃないって認識なのですが、日本だと「なんで挨拶なんかしてくんの?」みたいな人もいて。かといって別にその人は僕のことを敵だなんて思っていない。だから日本人ってきっちり真面目なわりに、そういうところは意外と優しくないなと。それが今回のモチーフのひとつでもある、ゴミ出しトラブルなどに繋がっていきました。「心の声など聞こえるでしょうか?」という提案――今回戯曲と純粋に向き合うことで、どんな発見や気持ちの変化があったと思いますか?一番大きいのは、すごく楽しみながら書けたってことだと思います。今までは執筆と演出が同時進行なことも多かったんですが、ものを書くってライブ感覚抜きには語れないので、俳優の出来によってどうしても戯曲に影響が出てしまう。もちろんその良さもありますが、一方でこの戯曲を書こうと思った、元々のピュアなものってなんだったんだろう?ってところに立ち返れなくなってしまうというか。果たしてそれは劇作家と言えるのか、疑問に感じていて。だから今、作演出に固執している若手の劇作家には、ちょっとこのスタイルを試してもらいたいですね。それくらい自分にとっては得るものが大きかったです。――では最後に、読者にお誘いのメッセージをお願いします。突きつけるようなタイトルではありますが、どちらかと言えば疑問符をつけた、「心の声など聞こえるでしょうか?」という僕からの提案でもあります。どうしても僕のクセで批評的に日本を見てしまう部分はありますが、根底に流れているのは、人に対して優しくありたいっていう思い。だから怖がらず、楽しんで観ていただきたいなと。さらにその上で、いろいろ考えることも出来る作品だと思うので。楽しみつつ、考えつつ、この作品が明日をより良く生きるための糧になってくれればいいなと思います。取材・文:野上瑠美子公演情報範宙遊泳『心の声など聞こえるか』2021年12月17日(金)~19日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト
2021年12月09日《渡部より、東出の方が罪深い》《東出よりも渡部の方がマシですね》《渡部のほうがマシに見える》現在このように、俳優の東出昌大(33)とアンジャッシュ・渡部建(49)を比較する声がネットで上がっている。ことの発端は10月13日、東出に新たな交際相手がいると『文春オンライン』が報じたことだった。同サイトによるとお相手のAさんは都内に勤めるOL。さらに今月上旬、撮影で広島県呉市に滞在した東出はAさんをホテルに呼び寄せていたという。昨年1月に映画『寝ても覚めても』で共演した唐田えりか(24)との不倫が発覚した東出。そして同年8月に杏(35)との離婚を発表した。「不倫騒動で非難轟々となった東出さんは、昨年3月に謝罪会見を開催。しかし、それを済ませると、同年7月に公開された映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のPRを兼ねてバラエティ番組に次々と出演。大ヒット御礼の舞台挨拶にも登壇しました。また今月、主演映画『草の響き』が公開されたばかりです」(テレビ局関係者)カムバックは順調だが、そのいっぽう今年5月には東出の提示した養育費が“子供1人当たり1万円の計3万円だった”と『女性セブン』が報じている。そして“新恋人”の存在ーー。同件について事務所は「ロケ先でのことが事実だとすれば、現在の東出の状況を考えるとまことに不見識な行動であると言わざるを得ません」とのコメントを発表しており、東出への風当たりの強さが伺える。「“養育費3万円疑惑”のあとの新恋人報道。それも唐田さんでなく別の女性です。次々と報じられる奔放な姿に、『復帰は早すぎたのでは……』と呆れる声も業界では上がっています」(前出・テレビ局関係者)■“女遊び感”と活動自粛……。東出と渡部の違いそんななか、冒頭のように「渡部のほうがマシ」といった声が上がっているのだ。一体、どういうことだろうか。そもそも渡部はさかのぼること昨年6月、多目的トイレで女性と肉体関係を持ったことなどが『週刊文春』によって報じられた。「東出さんは、唐田さんと3年にわたり逢瀬を重ねるなど、妻がいながら真剣に恋愛をしていた。いっぽう渡部さんは、複数の女性と関係を持つなど、女遊びの側面が強かった。どちらも不倫していることにかわりなく、擁護できる点はありませんが、『本気で恋愛していたより遊びのほうがマシ』という声もあります」(芸能関係者)また“禊の仕方”も大きく影響しているようだ。「東出さんと違い、渡部さんはメディア露出を控えています。活動を自粛しながら豊洲市場で働いたことも、妻である佐々木希さん(33)への誠意を見せたと捉えられることに。渡部さんの禊は、早々とメディア復帰した上に新しい女性に乗り換えた東出さんと大きな違いがあります」(前出・芸能関係者)禊の効果がじわじわと発揮されている渡部。世論の信用を取り戻す日も近いかもしれない。
2021年10月24日難しそうと思っていても、実は感覚的に楽しめて感受性を育むのにぴったりな【演劇】。今注目の劇作家、「範宇遊泳」の山本卓卓さん & 坂本ももさんに、親子での観劇の楽しみ方や、演劇に込めた想いを教えてもらいました。子どもも観られる演劇を通じて、一緒に感性を育んでみては? 大人にもきっと新しい発見があるはず。子どもという新たな視点を加えて業界のルールを変えていきたい範宇遊泳山本卓卓さん & 坂本ももさん山本卓卓1987年山梨県生まれ。2007年に「範宇遊泳」を旗揚げ。文字や写真、光、影と俳優を組み合わせた独自の演出と倫理観を揺さぶる脚本で注目を集める。アジア諸国や北欧など海外にも活動の場を広げている。坂本もも1988年東京都生まれ。大学時代より学生演劇と商業演劇の制作部・演出部などを両立し、2009年に「ロロ」、2001年に「範宇遊泳」に所属、プロデュ-スを手掛ける。今年度より多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。子育てを経て生まれた2つの新たな変革〈シリーズおとなこどもも〉で子どもにフォーカスを当てた作品を制作し、KAATキッズ・プログラム2019では『二分間の冒険』を手掛けた、劇団『範宇遊泳』の主宰・山本卓卓さん、プロデューサーの坂本ももさん。4歳のお子さんを育てる夫婦でもある2人は、子育てを通じて創作にも大きな変化があったと振り返る。「社会的存在としての演劇、つまり子どもが観られる作品なのかという視点が新たに加わりました。もともと演劇には「未就学児不可」以外のレイティング(鑑賞できる年齢制限)があまりなく、曖昧だったものをはっきりさせていこうと決めました。暴力描写、性描写などを明示して、観客が作品を選ぶ基準にできるということです」(山本)「出産して演劇を続けることのしんどさを実感し、創作現場にも変化がありました。稽古は基本夕方まで、子連れOKなど、私に限らず子をもつ演劇人が働きやすいように改善しています。育児と演劇は両立できるはずなので、これまでは業界がサボっていただけだなと思いました」(坂本)『二分間の冒険』撮影:田中亜紀演劇体験は思い出がどんどん熟成されていく様々な困難さから、出産を機に演劇から離れた女性は多い。しあし現代の価値観ではそれが常識であってはいけないと山本さん。「演劇は多様性を考える芸術だったはずです。アーティストが家庭をつくると『落ち着いちゃったな』と揶揄されたり、子どもをもつ女性が潜在的にお荷物扱いされてしまうような演劇界の常識にある潔癖主義は、多様性を排他する傾向があると感じていました。どんな人、どんな条件でも演劇をしていい。自分たちが率先してそのモデルケースになれたら」(山本)2人の娘さんの観劇デビューは、1歳の頃に観た人形劇。数年前の作品のことを今でも話す様子から、観劇体験が記憶に刻まれていることを実感するそうだ。「目の前で演じてる人、音楽や光に興味があるのは小さな子どもでも同じ。動物園で動物を、水族館で魚を見るのと同じように。劇場では人間の営みを観ることができる。山本はよく『種をまくつもりで演劇をつくる』と言っています」(坂本)「大人、子どもに関わらず、観劇の時間だけで物語を理解することってあまりない気がするんです。映画のように見返せない分、ディレイ(遅延)しながら記憶で熟成されていき、ある日突然思い出したりする。子どもの頃に触れた物語が、心の成長の何かしらに作用したらと期待しています」(山本)観劇で大切なのは、親子で一緒に楽しむこと。子どものためであっても、親が好きなもの・行きたいものであることが重要だと考える2人.「感想もそれぞれ違っていい。ずれた感想を確かめ合うのも面白いなと思います。あとは、大人も思い切り楽しむこと。生き生きした大人が身近にいることが子どもにとって一番だと思います。楽しむ姿勢は子どもに伝わりますから。僕の両親は芸術には縁遠いけど、人生をとても謳歌していて、それが尊敬できるポイントでもありますから」(山本)『うまれてないからまだしねない』撮影:鈴木竜一朗Next Stage文京シビックホールによる子ども向け映像作品をオンラインにて配信。詳細はHPにて。また公式Youtubeチャンネルでは過去公演を多数全編無料配信中。公式HP : hanchuyuei2017.comphotography/Nobuki Kawaharazakitext/Yukiko Takeda
2021年10月12日綾野剛主演新ドラマ「アバランチ」に渡部篤郎が出演することが分かった。本作は、綾野さん演じる主人公・羽生誠一が所属する、謎に包まれたアウトロー集団・アバランチの活躍を描き、人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などを手掛けた藤井道人がチーフ演出として参加。主演の綾野さんのほか、警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代役の木村佳乃、山守の部下の警察官・西城英輔役の福士蒼汰、天才ハッカー・牧原大志役の千葉雄大、元自衛官・明石リナ役の高橋メアリージュン、元所轄刑事・打本鉄治役の田中要次の出演が既に明らかとなっている。渡部さんが演じるのは、内閣官房副長官・大山健吾。官僚のトップとして、政・財・官の全てに影響力を持ち、総理大臣・郷原栄作を支えるキャラクター。日本のために尽くす大山が、真逆の存在のように思える「アバランチ」とどんな関係があるのか気になるところ。そんな大山のアートビジュアルも到着。謎めいた“大山の本当の顔”をテーマにしており、側には「Lie(ウソ)?」のボタンが設置されている。また、総理大臣・郷原栄作を、「チーム・バチスタ」シリーズ、「この恋あたためますか」などに出演する利重剛。大山の秘書・福本優美をモデルの堀田茜が演じることも決定した。「アバランチ」ティザー映像「アバランチ」は10月18日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年10月03日「9月いっぱいで、『有吉反省会』(日本テレビ系)が終了するのですが、有吉さんは最終回のゲストに渡部建さんを呼ぼうと、番組スタッフに提案しているんです」こう明かすのは、ある日本テレビ局員だ。有吉弘行(47)といえば、いまや見ない日がないほどの売れっ子芸人。そんな有吉が、昨年6月に“多目的トイレ不倫”が報じられて以降、芸能界から姿を消したアンジャッシュの渡部建(48)に、救いの手を差し伸べようとしているという――。「この番組は、過去に何らかの騒動を起こしたゲストが、反省すべきことを告白して、出演陣が深掘りして、“禊”をさせて再出発を応援するという内容です。そういう意味では、渡部さんにも“出演資格”があるでしょう。有吉さんと渡部さんはブレークした時期も近く、プライベートでも仲がいい。有吉さんはオファーについて、渡部さんに直接連絡していると聞きましたよ」(前出・日本テレビ局員)有吉はスタッフたちに、渡部の出演を一生懸命に売り込んでいるというが、「渡部反省会」が実現すれば、渡部は“禊”を済ませて芸能界に復帰できる可能性も――。だが、このシナリオには、局内で困惑する声が広がっている。「これまでも、昨年末の『笑ってはいけないシリーズ』の年末特番、今年5月の『行列のできる法律相談所』の特番と、日テレでの渡部さんの復帰が模索されてきましたが、いずれも頓挫しました。やはり、イメージが悪化した渡部さんのキャスティングに、局の営業部門やスポンサーなどが最終的に難色を示したことが大きい。今回もまったく同じ理由で、局内では渡部さんの出演に否定的な声が上がっているわけです。正直、有吉さんの申し出を意気に感じて盛り上がっているのは、バラエティ部門くらいです。いま日テレ局員の最大の関心事は、8月の『24時間テレビ』を今年も無事に成功させられるかどうか。コロナ禍で広告収入が減少傾向にあるなか、『24時間テレビ』は広告費だけで数十億円規模の金額が動きます。局の上層部も渡部さんの復帰については関心が薄いんです」(番組制作関係者)渡部の出演について日本テレビに取材を申し入れたが、締切りまでに回答はなかった。「7月末から8月にかけて、最終回までの収録が行われます。渡部さんが出演できるかどうか、まだ予断を許さない状況です」(前出・日本テレビ局員)はたして有吉は無事に“禊”をさせて、渡部の窮地を救うことができるのか――。
2021年07月26日2019年12月に初演され好評を得た、ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』が再演される。本作は、読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が生み出した、クラシック演奏×朗読という構成が魅力の作品。今回、演奏は岡田愛(ソプラノ)、枝並千花(ヴァイオリン)、渡部玄一(チェロ)、島田彩乃(ピアノ)の4名、朗読はふたり(水夏希&佐賀龍彦[LE VELVETS]/伊波杏樹&渡辺大輔)で上演される。ドイツの天才作曲家ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームス、彼らを愛し支えたクララ・シューマンの物語を、彼らが生み出した音楽と共に聴かせる本作について、作・演出の渡部玄一、水夏希&佐賀龍彦ペアに話を聞いた。自分のことのようにクラシック音楽を楽しんでほしい――最初に少し初演について伺いたいのですが、渡部さんと、初演にも出演された水さんはいかがでしたか?渡部音楽家の仲間も観に来てくださったのですが、「すごくよかった」と言ってくれて、その後、彼らのコンサートでも「監修してほしい」と相談されました(笑)。新しい試みの舞台様式をつくりたいと思っているので、今回再演できることも非常に嬉しく思っています。――渡部さんは、そもそもどうしてこの作品をつくられたのですか?渡部玄一渡部クラシック音楽はどうしても「敷居が高い」と言われますよね。そりゃあ芸術作品だから奥深くはありますが、決して敷居は高くはないんだよということを伝えたくて考えたものです。この作品で、クラシック音楽も同じ“人間”がつくったものであるということを、なるべく多くの人に知っていただきたいです。俳優さんの力をお借りしながら、少しでも自分のことのようにクラシック音楽を楽しんでいただけるような機会にしていきたいです。――水さんは出演されていかがでしたか?水新しい世界が開ける作品だと思いました。世界観が独特で楽しかったですし、私のファンの方は普段クラシック音楽に直接触れる機会が少ない方もいらっしゃるので、こんなふうに生演奏をホールで聴くことの楽しさや、バックボーンを知ることで音楽がより身近に感じられる楽しさを感じられたという反響をいただきましたね。――初参加の佐賀さんはこの作品についてどのように思われていますか?佐賀普段クラシック音楽を聴いている時は、何となく「この曲いいな」とか「落ち着くな」というような気持ちになることがあります。この舞台では朗読が加わり作曲家の人生や気持ちを感じることによって、クラシック音楽の輪郭がよりハッキリするように思いました。今までなかった角度からクラシックに光が当たり、聴いている方にとって新鮮な刺激になるんじゃないかと思っています。ふたりが組む価値というのを感じさせてもらえている――今日はこれから2度目のお稽古だそうですね。佐賀お稽古、楽しいです。僕はシューマンとブラームスを演じるのですが、今ある資料や文書を読んで、「この曲の時には本当はこうだったんじゃないか」と勝手に想像しながらつくっています。最終的にはお客様に「どう思いますか」と問いかけられるようなところまでつくり上げたいです。――ふたりの音楽家を演じるって、きっと大変ですよね。佐賀(黙って深く頷く)一同(笑)佐賀龍彦佐賀全く違う人ですからね。ブラームスはシューマンの弟子ですが、目指している音楽もやっぱり違う気がしています。だからこそ、シューマンがブラームスをすぐ認めたことを面白いと感じるのですが。先日、初めて読み合わせをしたときには、ちょっとどうしていいのかわからないような感覚になりましたね。――そこに彼らが作った音楽が流れることで演じやすくなるものですか?佐賀実はまだそれを経験していないんですよ。渡部そこは今日これからなんです。音楽のメンバーも来て、生演奏で合わせます。水めちゃくちゃテンション上がるよ!やっぱり楽器から出てくる波動があるから。朗読と録音の音楽では生まれない空気感が生まれる。すごく楽しいよ。佐賀わ、楽しみです!――渡部さんと水さんは再演ですがどう感じていらっしゃいますか?渡部僕はね、今回も水さんがいてくださることで本当に安心感がある。水さんは誠実な方で、演じるクララのこともよく調べてくださっているんですよ。そうやってまた新しくやれるのが楽しみです。水前回は役作りのためにクララとブラームスの手紙を読んだのですが、今回はクララの生い立ちを読んでいるんです。一般的にはあまり知られていないけど、実はすごい方なんだということがわかってきました。渡部クララは「名実ともに」という人ですからね。水しかも彼女が生きた時代って、有名音楽家がたくさんいるんですよね。渡部そう。1809~1811年にショパン、シューマン、リスト、メンデルスゾーンが生まれて、その何年か後にワーグナーが生まれました。みんな同世代なんですよね。そのみんなと交流があったのがクララです。――想像しただけですごい方ですね。水夏希水そうなんですよ。そういう人物を演じることができるのは役者の醍醐味でもあるので、そこは楽しみたいですし、前回より深めていきたいです。――水さんと佐賀さんはDramatico-musical『BLUE RAIN』(’20年)以来ですが、今作でのお互いの印象をお聞かせください。水役柄の情熱的なところや一途なところが佐賀さんとピッタリなんじゃないかと思っています。それに佐賀さんは音楽大学出身なので、クラシック音楽とも関係が深いんじゃない?佐賀先日思い出したのですが、大学入試のピアノの試験がシューマンの曲でした。楽譜を見て「意味がわからない」と感じたのを覚えています。モーツァルトやヴェートーベンってどこかわかりやすさがあるのですが、シューマンは弾けば弾くほどわからなくなったんですよね。渡部変な人だからね(笑)。――水さんの印象はいかがですか?佐賀水さんは深いんですよ、一つひとつが。お芝居で「なぜ今そうされたんですか?」と尋ねたら、いくらでも話してくださりそうなものを感じます。だから今回も、水さんから生まれる雰囲気に身を任せ……人任せ。水あはは!佐賀クララとして生きてくださるので、そのまま感情を返していける安心感がありますね。――渡部さんにもう1チームの伊波杏樹さん&渡辺大輔さんの印象もお聞きしたいです。渡部実はもう1チームはスケジュールの都合で、まだ稽古が始まっていないんですよ。だからドキドキです(笑)。だけど今、水さんと佐賀さんが構築していく世界を見ていると、おふたりが組む価値というのをしっかりと感じさせてもらえていますので、もう1チームもどうなるか楽しみにしています。取材・文:中川實穗撮影:源賀津己ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』作・演出:渡部玄一(読売日本交響楽団)出演:水夏希/佐賀龍彦(LE VELVETS)伊波杏樹/渡辺大輔演奏:ソプラノ岡田愛 / ヴァイオリン枝並千花 / チェロ渡部玄一 / ピアノ島田彩乃公演日・会場:7月14日(水)14:00開演(Aチーム)/18:00開演(Aチーム)7月15日(木)14:00開演(Bチーム)/18:00開演(Bチーム)*Aチーム(クララ役:伊波杏樹/シューマン・ブラームス役:渡辺大輔)*Bチーム(クララ役:水夏希/シューマン・ブラームス役:佐賀龍彦)会場:彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールチケット情報
2021年07月13日お笑い芸人アンジャッシュの渡部建さん(48)が、またしても炎上しています。ことの顛末は、GWの日テレ特番「行列のできる法律相談所」スペシャルに彼が復帰出演する“かも”という情報がリークされたこと。すると、ネット上では三度の炎上。そして日テレ社長の定例会見で、これが完全否定される形となりました。渡部さんといえば2020年6月に六本木の多目的トイレなどで複数女性と不倫しているのがスクープされ、社会人としての規範が問われる炎上を経験。その後、活動を自粛していました。謝罪会見などの対応が遅れたこともあり、その後にシレッと年末特番で復帰するかとおもいきや……。これも事前にリークされ、炎上。そして出演取り消しとなっていました。さらに今年に入って豊洲市場で無償アルバイトしていると報じられたところ、「市場のアルバイトで禊のつもりか?」といった批判が。そして、またしても社会復帰が遅れる形となりました。謝ってもおとなしくしていても、反省を行動に表しても炎上する渡部さん。たしかかに彼がやったことは、社会人としてモラルに欠ける部分ではありました。ただここまで徹底して許されないのは、彼の今まで抱かせたイメージが大きく関係しているように思います。そしてそのイメージは、5年前のベッキーさん(37)に対する執拗な炎上と似ている部分もあるように思います。■優等生は好かれるけど、優等生キャラは好かれないもともとの渡部さんのイメージを称する際、おそらく多くの方は「器用」「多趣味」「食えない」といった小器用さを思い出すのではないでしょうか。それは芸人という立場にはふさわしくないほどの優秀さであり、実際に彼の活動はタレントや文化人的な立ち位置を求められることが多い状態でした。器用という意味で、いわゆる優等生キャラの立ち位置にいた渡部さん。しかしこの優等生っぽい人がスキャンダルを起こすと大きく炎上する流れは、すでに5年前からありました。ベッキーさんがその象徴です。明るく誰からも好かれ、そして器用に立ち回るという万能感をもって人気を博していました。しかしそんな彼女の二面性が当時明るみになり、長きにわたって炎上することになったのです。このように器用に立ち回るタイプの人ほど「腹黒さ」という本来的に誰もが持っている人間らしい弱さが見えると、人は「器用に美味しいところを持っていっていた姿を懺悔しろ」と言わんばかりに強者(のように見える人)の弱点を叩くのかもしれません。ネットは今でこそ誰もが使うツールになっていますが、もともとは“弱者の声をきちんと拾い上げて強者に対抗させる”という側面がありました。小器用に立ち回る優等生キャラはまさしく社会においての強者。そんな彼がまたしても器用に復帰しようと見える姿は一定層にとって脅威であり、不快感を覚えさせるのかもしれません。■反省の最短ルートを模索すると、遠回りになるジレンマ渡部さんの謝罪、反省、更生、そして復帰。全てが裏目に出てしまっている状況です。おそらく本来の才である器用さを発揮しようとすればするほど、誠実に向き合っていこうという印象が薄れて伝わってしまうのかも知れません。知恵と器用さを用いた“最短ルート”で復帰しようと模索する姿は、こういった状況になると逆に「反省していない」と見えてしまうのかも。反省して早く社会復帰を果たしたいのに、結果として復帰が遠回りになってしまうと思います。彼の批判の声を見ていると反感の温度やキッカケはもはや、あら探しでしかありません。個人的には、ここまで批判され続ける彼を不憫だと感じます。だからこそもう外野を無視してでも前につき進むか、原点回帰から再スタートをすれば良いと思っています。特番からの復帰は、一般人から見ればボーナスカードを切るようなもの。もちろん、そういったチャンスをもらえるだけの実力と人望があることは素晴らしいこと。ただ渡部さんなら芸人としての活動を一からスタートするのが、1番遠回りに見えて近道だったりするのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年03月25日