60歳でTOEIC満点の通訳者が語る「英語が身につく勉強法」
『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者・田代真一郎氏は、プロ通訳者として活躍する人物。
とはいっても英語の素養があったわけではなく、もともとは自動車会社で働く普通のサラリーマンだったのだといいます。
それどころか海外に住んだ経験もなく、初めて飛行機に乗ったのも30歳を過ぎてから。
にもかかわらず、60歳で会社を定年退職してからすぐに受けたTOEICでは満点を獲得。いまでは同時通訳までこなし、クライアントやエージェントからリピートの仕事や指名も入るのだそうです。
注目すべきは、著者が「仕事こそが、英語を身につける最高の機会だった」と明言している点。
50歳になったころ、勤めていた会社が海外メーカーの傘下に入ったため、必要に迫られて英語を学んだことがよかったというわけです。
だとすればそれは、多くのビジネスパーソンにも真似できるものなのではないでしょうか?
そこで、すぐに活用できそうな「仕事を通じて英語を身につける4つの勉強法」を見てみましょう。
■1:知識を最大限に増やす(活用する)