貯金額1500万円以上が2割も!増加する「ソロ男」の金銭感覚
主婦のように厳しく商品を選択する眼を持ち合わせていながら、一度気に入った商品は一途に指示する傾向が強いというのです。
つまり企業にとっては、息の長い優良顧客となりうる可能性があるということ。
ではそんななか、ソロ男は今後、モノとは別にどのようなサービスを利用したいと考えているのでしょうか?
■ソロ男が利用したいと考えるサービス
(1)金融系サービス
ソロ男は、生命保険や医療保険についてまったく興味を示していないのだといいます。たしかに生命保険に入ったところで、残す相手がいないのだから当然かもしれません。だから唯一、自分で受け取れる個人年金には多少興味を持っているのだとか。
しかし、だからといってソロ男が生命保険会社のターゲットにはなり得ないかといえば、そうともいえないと著者。
つまり家族がいる前提で考えられている現状の生命保険とは違う、生涯独身であるソロ男向けメリットが提供できれば、彼らを振り向かせることは可能だという考え方です。
(2)銀行系サービス
利息がほとんどつかない定期預金に、ソロ男が関心を示すはずもありません。
しかし投資信託、外貨預金、NISAなどについては、ソロ男の方が現在でも利用しており、今後の利用意向も高くなっているそうです。