15秒で自分のキャッチフレーズを!初対面で相手をつかむ方法
ちなみに平凡な名前でも、ストーリーは用意できるもの。
たとえば、ある官庁に「喜平」という名前の偉い方がいるそうなのですが、その人が名刺を差し出すと、相手が萎縮してしまってコミュニケーションがうまくとれないことがあるというのです。
そこで彼は、こんなストーリーを用意しているのだとか。
「喜平という名前は時代劇なんかによく出てくるんですけどね。見ていると、だいたい最初に出て、橋のたもとあたりでお侍さんに着られる村人の役なんですよ(笑)」
「お堅くて偉い人」と「斬られ役の名もなき村人」とのギャップが印象的で、自然に映像が浮かんできて、おもしろい「つかみ」になるということ。
その後に仕事の話をはじめると、すでに脳と脳がつながってコミュニケーションレベルが上がっているからこそ、話がうまくいくわけです。
では、次の例題を見てみましょう。
■4:イマジネーションを駆使し、工夫する
【例題2.】
初対面の人と名刺交換をする瞬間、自分の名前にストーリーを添えるとしたら?
15秒で答えてください。
【答え】
ポイントは、イマジネーションを駆使し、工夫してみること。
なお、この「15秒」