FPが発見!貯金なし30代が大体やっている「NGマネー習慣」
ちなみに、NGなマネー習慣を持っている人の行動パターンにはいくつか特徴があります。
このことに気づいたのは、ファイナンシャルプランナーを始めて2年ほどたったころ。
最初の疑問は、「収入が多くてもお金が貯まらない人と、収入が少なくてもお金を貯めている人の違いはなんだろう?」ということでした。
この仕事を10年やってきてハッキリいえることですが、貯蓄の金額と年収は比例しません。
年収800万円の家庭なのに、貯蓄がほとんどない。年収350万円でも貯蓄が1,000万円ある。こんなことが本当にあるのです。
そこで、NGなマネー習慣を持っている人の傾向を分析しました。
もちろん、「そもそもお金を貯めようという目的意識が低い」ということもあります。ただ、そういう人たちは決まって「そんなに使っているつもりがないのにお金が貯まらない」といいます。
ここにポイントをおいて、質問をするようにしたところ、共通する行動パターンが見えてきたのです。
■30代がやりがちなNGマネー習慣
(1)ATMに行く回数が多い
まず、共通の行動パターンにATMに行く回数の多さがあげられます。財布からお金がなくなるたび引き出しに行くというパターンの人は、お金が貯まりません。