人の印象は「動かない95%」ではなく「動く5%」で左右される
というと、まるで話せなくなるのだとか。
体を動かしながら話すというクセは、一度習慣になってしまうとなかなかなおしづらいもの。しかし、決して見過ごせないと著者はいいます。
理由はいたって明快で、すなわち「この動きはあったほうが好印象」だといえる動きに出会ったことがないから。
だからこそ、今後相手に嫌な思いをさせたくないと思うのなら、なおしておいたほうがいいと著者。
いってみれば、これも「5%」の範疇に収まること。どうでもいいように思えることが、実は印象を大きく左右してしまうというわけです。
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このように、意外とも思える角度からも「伝え方」を検証している点が本書のおもしろさ。
人になにかを伝えること、好印象を与えることは楽ではないだけに、目を通しておくといいかもしれません。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※木村英一(2015)『ストレスゼロの伝え方』CCCメディアハウス
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