ノンストップで2時間も!酒井若菜の聞く力を支える「3つのK」
誰もが酒井さんとの対談の時間をとても楽しんでいる様子が文面から伝わってきます。
そんな空気をつくり出しているのが「好意」の感情。酒井さんは、相手への尊敬・敬意よりもと強い、「恋心」といってもいいくらいの感情を素直に言葉で伝えていて、ドキッとすることもしばしばです。
佐藤氏との対談では「私、りゅうちゃん(佐藤さん)と結婚するかもと思ってたけどな~」と、サラッと衝撃発言。でもそこにいやらしさはまったくありません。
対談相手にも、読者にも、酒井さんが抱く相手への敬意がしっかりと伝わるのです。酒井さん流の好意の最上級表現といったところ。
普段、好意を言葉で伝えるのはなかなか難しいこと。
恥ずかしさが先に立ち、受け入れられなかったときの不安も大きくなりがちです。
でも、案外いわれたほうは素直にうれしいと感じてくれるもの。酒井さんと対談相手とのやりとりを追っていくと、そのことに気づかされます。
■2つめのK:「共感」
会話のなかで、共通の趣味などお互いがよく知っているテーマを話題にすることってよくありますよね。でも、話題が広がれば広がるほど、会話の着地点を見失う恐れも。
サンボマスター・山口さんとの対談でのこと。