深呼吸が集中力を持続させる!効果的なのは「5・3・8深呼吸」
そして座った状態で方をギュッとあげ、ストンと脱力。その後、膝の上に両手を置き、手のひらを上に向けます。
次に軽く目を閉じ、鼻で5秒間、大きく息を吸い込みます。このとき、キレイな空気を全身の細胞の隅々まで届けるイメージで、息を吸い込むといいのだとか。
鼻で5秒間、息を吸い込んだら、次は3秒間、息を止めます。
これは、息を吸い込む作業、息を吐き出す作業を、それぞれ明確に意識させるためなのだそうです。
「吸って、吐いて」「吸って、吐いて」という作業を単純に繰り返しているだけだと、その境界線が曖昧になってしまいがち。
しかし一度息を止めれば、そこに境界線が生まれることになります。
だから、息を吸う作業も白作業も、しっかりと意識的に行うことが可能になるというわけです。
■気が散ることを解消できる!
息を3秒間止めたあとは、イヤな気持ちや体のなかの汚れた空気を吐き出すイメージで、ゆっくり吐き出します。
なお、口から息を吐く時間は、8秒間。
5秒吸い、3秒止めて、8秒吐く。
この作業を、3回ほど繰り返すというのです。これが、著者が奨励する深呼吸の正しいやり方。
5+3=8だから、5、3、8深呼吸だというわけです。