脳は3%しか使えていない!残り97%が「音で活性化する」理由
せっかくの多機能を、まったく使いこなせていないというわけです。
しかも一説によると、ほとんどの人が脳をわずか3%しか使えていないというのですから驚き。
だとすれば必要なのは、残り97%の「脳力」をどう引き出すかということになるはずです。
■右脳・左脳・間脳・脳幹の役割
そこで、まずは脳の役割をおさらいしてみましょう。ご存知のとおり、脳には大きく分けると「右脳」「左脳」「間脳」「脳幹」という部位があり、それぞれ次のような役割があります。
[右脳]ひらめきやイメージ力、調和などをつかさどる脳。「芸術家肌の人は右脳優位」といわれるのは、このような理由があるからです。
[左脳]計算や分析が得意な脳。
言語、計算、論理、理屈といった理性的で論理的なところをつかさどるわけです。
[間脳]脳内ホルモンの分泌を調整し、感情の操作をつかさどる役割。
[脳幹]呼吸、体温調整といった、生きるための調整を担当。
本書のトレーニングにおいては、まず「右脳」を活性化させ、多くの人のなかに眠っている未使用の脳力を引き出すのだそうです。
■新しい「脳力」を目ざめさせる
日常生活においてほとんどの人は、左脳が優位に働いているもの。