脳は3%しか使えていない!残り97%が「音で活性化する」理由
著者によれば7~8割以上の日本人が左脳優位だというデータもあるそうですから、日本人は左脳民族であるともいえるのかもしれません。
左脳優位である以上は、計算、論理、理屈など、現実的に判断・実行する力をしっかり持っているということになります。
では、そんな実行力ある左脳に加え、右脳を活性化するとどうなるのでしょうか?
答えは次のとおり。
・与えられたことだけではなく、斬新な発想、ひらめき、イマジネーションを現実的に判断・実行できる。
・ひとつのことだけでなく、同時に複数のことを実行できる(効率がよくなる)。
・直感力や判断力が上がり、課題・問題に対して「検討→解決」の時間が短くなる(問題解決が格段に速くなる)
・ものごとを俯瞰的に見ることができ、マネジメント脳力が上がる。
つまり、一般的な「デキる人」「頭がいい人」のイメージと重なっていくということです。
現代人は、もともと左脳が鍛えられているもの。
だからこそ、右脳や間脳、脳幹などで眠っている“新しい脳力”を目ざめさせることにより、また異なった脳力を生かすことができるということです。
■聴くだけで脳が活性化する理由
よくある計算ドリルなどの脳トレは、左脳中心の訓練しかできないことが難点。