ショック!住宅ローンを借りている人の10人に1人は返せない?
しかし、差し押さえになる以上、なんらかの「借金」を返済することができなくなったことは間違いありません。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の資料から見ても、「住宅ローンを借りた人の10人に1人は住宅ローンを返していけない」。決してオーバーな話ではないのです。
そんな実感はないかもしれませんが、先ほどの住宅支援機構(旧住宅金融公庫)の話でいえば、この10年で約5倍になっているのです。
これは、2008年に起こったリーマンショックの影響が色濃く反映されているから。
現在はこの時より状況は改善していますが、それでもマイナス金利の影響を受けた低金利の結果、身の丈以上のオーバーローンを借りている人たちは多く見かけます。
その人たちは、低金利が終了したときにどうなるのでしょうか?もしかしたら、2010年や2011年の比にならないローン破綻になるかもしれません。
(文/ファイナンシャルプランナー・岡崎充輝)