くらし情報『子ども部屋は10歳からでOK!子どもの主体性が伸びる家の特徴』

子ども部屋は10歳からでOK!子どもの主体性が伸びる家の特徴

それはズバリ「ひとりでお風呂に入るようになるころ」だといいます。

とくに異性の親、男の子なら母親と、女の子なら父親と一緒に入らなくなったら。著者の考える“適齢期”は10歳です。

この時期は、ちょうど体が大人へと変化する第2次性徴がはじまるタイミングと重なっています。思春期の入り口に立ち、家族からの精神的分離がはじまる時期です。

このとき気をつけたいことが、いつでもひとりで寝ることができる環境を整えておきつつ「実際にひとりで寝るかどうかは子ども自身に任せる」ということ。

この時期はまだ、ひとりの人間として扱われることを求める一方で、精神的な親離れはまだまだはじまったばかり。突然突き放されたと感じれば、不安になってしまうからです。


さらに、この時点ではまだ部屋を完全な密室にせず、親の声が届くような余地を残しておくのが理想。思春期が本格化する中学生ごろからは、大人と同じプライバシーが必要になります。

■勉強机は幅120~150センチがベスト

本書では、部屋のなかのモノの配置や状態についてもこまかく解説されています。

子ども部屋に欠かせない“勉強机”もそのひとつ。家具屋さんや大型のホームセンターなどでは、棚が充実したものや机とベッドが組み合わされたものなど大きさもデザインもさまざまで、目移りしてしまいますよね。

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