くらし情報『30~40代の老後準備は非合理的!本当に効率的なお金の使い方』

30~40代の老後準備は非合理的!本当に効率的なお金の使い方

これは、なんと100万円投資して200万円手にするのと同じことなのです。

そして、住宅ローンを早く返し終われば、それまでローンで支払っていたお金を貯金に回せる点。たとえば年間150万円をローンで払っていた場合、そのお金は“ないもの”として生活してきているので、家計に大きなメスを入れなくても年150万円の貯金をすることが可能なのです。

年間150万円のローンを50歳で終えれば、その後60歳で退職するまでに1,500万円貯めることができます。妻がパートに出るなどすれば、2,000万円も見えてきます。

■まずは「住宅資金を用意すること」に専念すべき

もうひとつ、著者が指摘するお金の使い方は「住宅ローンの頭金をなるべく多く出す」こと。ここでもハードルの順番をよく考えて行動することが大切になってきます。

教育資金や老後資金として別に貯めていると、必然的にその分住宅ローンの頭金に割ける金額は少なくなるもの。


しかし著者は「まずは目前の住宅資金を貯めることに全力投球しましょう」と断言します。

頭金を多めに用意できれば、住宅ローンもその分少なくなり、返済を早めたり貯蓄をしたりする余裕が出て、教育資金も貯められます。

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