人はギャップに弱い!仕事も「数字の差」を使うとうまくいく理由
たとえばこんな表現で伝えられると、思わず「すごい!」と思ってしまいませんか。
・入社わずか1年で、営業成績は第1位を獲得した。
・コストは20%カットしたのに、売上は30%もアップさせた。
・たった1人で、従業員1,000名分の勤怠管理をしている。
実際、これらがもし本当ならすごいことです。そしてこれらに共通するのは「ギャップ」があること。「差」と表現してもいいでしょう。ならば、ビジネスにおける「差」は数字で表現できるものがほとんどのはずです。
すごいこと=ギャップ=差=数字で表現できること
しかし、もしこれらの「すごいこと」がこのような表現で伝えられたらどうでしょう。
・入社してからすぐに、すごい営業成績を残した。
・コストは減らし、売上は増やした。
・すごい人数の勤怠管理を任されている。
そのすごさは伝わってきませんよね。つまり、せっかくのすごさ(=ギャップ)も、数字を使わなければまったく伝わらないのです。なんともったいないことでしょう。
人はギャップに弱い。
それはビジネスコミュニケーションにおいても同じです。だからこそ、そのギャップをきちんと数字で表現しましょう。