20年もIBMで働いた女性が経験から語る「ひきずらないコツ」
をいうネガティブ感情を持ってしまい、行動をためらうということ。
思い込みは過去の経験がつくりだしたものなので、とても大切。しかし、頑固な思い込みはストレスの原因にもなるため、本当に正しいか、間違っていないかを見なおす柔軟さが必要だということです。
思い込みの扱い方で重要なのは、ネガティブ感情を感じたら、自分に問いなおしてみること。
思い込みとは、一事が万事そうだと決めつけてしまう心の動き。「きょうはちょっと都合が悪い」といわれただけで全否定されたようにとらえてしまい、「いつも断られる」などと思い込んでしまったりするわけです。
だからこそ環境や人のせいにせず、当たり前と思っていたことを疑ってみると、突破口が見つかるかもしれないということです。
■ステップ3:肯定的な意味づけをする
これは、ネガティブ感情をいったん横に置き、問題に視点を変えてみるということ。
自分にとってプラスになることはないか、肯定的にその状況をとらえてみる。感情を切り離し、ストレスの原因となった状況を冷静に見るために、傍観者となってみる。いってみれば、他人事だと思って自分にアドバイスをするということです。
ポイントは、どんなことにも肯定的な見方が必ずあると信じること。