挫折しても大丈夫!悪い三日坊主と「よい三日坊主」の大きな違い
「あれもこれもと手を出して、結局続かない。わたしって、本当に三日坊主……」
そんな自分に嫌気がさしている方におすすめの一冊が、『マラソンは三日坊主で大丈夫!』(細野史晃著、東邦出版)。
タイトルが示すとおりマラソン指南書ですが、それだけでなく「三日坊主」への対処法が、順序立ててとてもわかりやすく書かれているのです。
■悪い三日坊主と「よい三日坊主」
著者は、独自の「楽RUNメソッド」を開発・提唱するランニングコーチ。メンタル面も重視していて、三日坊主には「悪い三日坊主」と「よい三日坊主」の2種類があるというユニークな考えの持ち主。
最初に立てたルールに固執するあまり、一度の挫折や失敗で投げ出してしまうのが「悪い三日坊主」。それに対し、たとえ4日目にサボってしまっても5日目からまた復活できるのが「よい三日坊主」だというのです。
悪い三日坊主の原因は「準備不足」と「休んではいけないという思いこみ」。
これらを取り除き、悪い三日坊主をよい三日坊主にすればいい、というのが著者の考え。
情報を集めて整理し、明確なゴールが見えるように明かりを照らすこと。そして、サボってはいけないという思いこみを捨てること。