1000万人が見るだけじゃ意味なし!3つの「伝え方の勘違い」
ご存知の方も多いと思いますが、『「自分の言葉」で人を動かす』(木暮太一著、文響社)の著者はフジテレビ「とくダネ!」レギュラーコメンテーターであり、他にもフジテレビ「ネプリーグ」、NHK「ニッポンのジレンマ」、Eテレ「テストの花道」など多くのメディアで活躍する作家。
『カイジ「命より重い!」お金の話』など数々の著作も有名ですが、最新刊である本書では「言葉」をテーマに掲げています。
自分の思いをうまく人に伝えられないという人も少なくないはずですが、「ある視点」を身につければ、自分だけの言葉を紡げるようになるというのです。
そればかりか、“借り物”の「レンタル言葉」を脱却し、「自分と血のつながった言葉で話す」経験を繰り返すことで自信をつけることもできるのだとか。
ただ、そのためには「伝え方」をしっかり認識しておく必要はありそう。事実、著者も「人を動かす伝え方」には3つの大きな勘違いがあると指摘しています。
■勘違いその1:論理的に伝えれば、人は動く
ビジネスの現場においては、「もっと論理的に説明して」などという言葉が飛び交うことがあります。
たしかに、なにかを伝えようというとき、筋道を立ててきちんと整理することは大切。