1日の思考の8割はネガティブ!常に前向きな「超一流」の考え方
理由は、スタッフに撮影の準備と後片づけのための時間を十分に与えるため。
朝9時にスタートするには、スタッフは早朝5時から準備を開始し、撮影が夕方5時に終わったとしても後片付けに11時までかかったとか。これ以上撮影時間を延長すれば、スタッフの睡眠時間がなくなることを知っていたからなのです。
部下の仕事の時間を確保し、休む時間まで考慮する。そして、最高のパフォーマンスを引き出す。これぞ、マネジメントの極意といえそうですね。黒澤監督が、名作を量産できた理由のひとつがわかった気がします。
■2:ドクター・中松の発明がすべて成功している理由
数々の発明を生み出した、ドクター・中松はまさに天才。
「いままでに失敗したことはありますか?」と問われると、「自分の発明はすべて成功している」といい切ってしまうほど。
その発言の真意とは、「成功するまでギブアップしない」ということなのです。
「現段階で失敗していても、そこで終わりではなく、粘り強く工夫し、必ず成功までもっていく」というのが発明家の極意。エジソンも「成功するための確実な方法は、どんなときももう1回だけ試してみると思い続けること」といっています。