新社会人の30%が葛藤中!割に合わない仕事を天職に変えるコツ
という価値観を大切にしていました。誰かが私利私欲に走れば、相互に繁栄することができません。
これでは社会に本当の幸せは訪れないというのです。与えられること、得ることだけを追求し、奉仕や投資することをしなければ、争いごとが起きるだけです。
会社の組織の中でも「自分の仕事はここまで」と線引きし合っていると成果は出ないもの。
異なる部署のメンバーがお互い気をくばりながら、「良い仕事をしよう」と心がけることで成果が上がり、個人の成長も生まれやすくなるのです。
■「この仕事が好き」と暗示をかけると楽しくなる
主人公は憧れの業界への転職を思い描きながらも、次第に豆腐屋での仕事をもう少し頑張ってみようという気持ちが芽生え、これが自分に与えられた道だと考えるようになっていきます。
松下幸之助は成功する人とそうでない人の違いは、「与えられた運命を、自分なりに前向きに生かそうとしてきたかどうか」だと言っています。
彼もまた、貧しく恵まれない人生を送りながらも、他人と比較することなくその運命を受け入れ、前に進もうとしてきた人。
「丁稚奉公に出たことで、幼いうちから世の中の辛酸を味わうことができた」