英語学習に時間をかけたくない30代にピッタリ!超手抜き勉強法
■手抜き勉強法の核になる5つのポイント
そんな著者が編み出した「成毛式『割り切り&手抜き』勉強法」の核になっているのは、次の5つ。
(1)発音の基礎
(2)「物まね」という筋トレ
(3)英語以外の知識
(4)道具の活用
(5)優先順位を明確にした暗記
これらについて考える際に重要な意味を持つのは、著者の目的です。本人の言葉を借りるなら、目指していたのは「ビル・ゲイツの英語っぽい英語」。そのため、発音はいやでも鍛えなくてはならなかったわけです。
そこで思いついたのが、体力づくりのような(1)「発音」と、応用編にあたる(2)「物まね」との併用。
どちらかひとつでは飽きてしまう可能性がありますが、(1)と(2)を行ったり来たりすることで、「今度はこっちで試してみよう」という心がけも生まれたのだといいます。
■ネットスラング「kwsk」に説得力が
なお発音に関してのトピックは、著者が母音よりも子音の重要性を強調している点にあるでしょう。中高生時代には誰しも母音について細かく教わったことがあると思いますが、むしろ大切なのは子音だというのです。
この点について強い説得力を感じさせるのは、ネットスラングの「kwsk」