仕事ができて頼られる人に共通する能力「計数感覚」の身につけ方
は、会話やメールのやりとりをしていても、時系列(タイムライン)がしっかりしているもの。
3日後に締め切りが設定されている仕事があったとしたら、「予備日として1日とり、その前日までに終わらせるためには、現場から明日までに情報をもらう必要がある。だから、きょうは『明日までに情報をください』とメールで連絡しなければいけない」というように、「時間の足し算引き算の感覚」が優れているというのです。
■計数感覚が人からの評価を集める!
いってみれば、特別な能力や学歴、職務経歴がなかったとしても、計数感覚や計数管理がしっかりしていれば、日ごろの行動の積み重ねだけで無理なく「できる人」になれるというわけです。
そこで、朝、机の前に座ったら、「きょうは、これと、これと、これをやる」と、カレンダーやスケジュール表を見て唱えてみることが大切。そうすれば、1日のスケジュールを自分のなかで管理できるようになるわけです。
当たり前ではありますが、しかし、実はとても大切なことではないでしょうか?
著者の目から見ると、計数管理が苦手そうな人は、仕事の優先順位をあまり考えず、「来たものからとりあえずやっている」という印象が強いのだとか。