服は10着を着回すべし!お金持ちになるための「お金の使い方」
『30年後もお金に困らない! 共働き夫婦のためのお金持ちの教科書』(加谷珪一著、CCCメディアハウス)の著者は、日経BP 社の記者、投資ファンド運用会社での企業評価や投資業務を通じ、企業のオーナー社長やファンド出資者(個人投資家)など、多くの富裕層と接してきた実績の持ち主。
そのようなバックグラウンドをバックボーンとして、お金に関する数々のベストセラーを送り出してもいます。
いわば本作もそのひとつだというわけですが、特徴的なのは、「共働き夫婦のお金の残し方」に焦点を絞っているところ。
しかも、お金(と、お金に対する向き合い方)を多角的に捉えているため、「必要なこと」「考えるべきこと」「すべきこと」を深く理解することができるのです。
今回はそのなかから、「お金持ちのお金の使い方」をご紹介したいと思います。
■まとめ買いは本当にお得?
まとめ買いはたいていの場合、うまくいかないもの。著者ははっきりとそう断言しています。
もちろん、まとめて買うことができ、その品物を余らせることなく完璧に消費できれば、1個あたりのコストは安くなることでしょう。
しかし、それを最適に、そして常に実行していくためには、かなり綿密に計画を立てる必要があるというのです。