くらし情報『人格否定が当然の40代に若手が疲弊!会社員がうつ病になる理由』

人格否定が当然の40代に若手が疲弊!会社員がうつ病になる理由

といわれる世代です。草食系という言葉があるように、彼らはガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な傾向があります。

「いまの40~50代は若いころ、上からガツンと怒鳴られ怒られダメ出しされて育ってきた世代ですね。ところが、部下になる若手にはそのような免疫がありません。上司から怒鳴られ、失敗すれば詰問され、人格にダメ出しをされ、参ってしまうのです」(船見さん)

上司が世代間における意識の違いを認識しない限り、この傾向は変わりません。「よかれ」と思って指導したことが、部下にとっては「パワハラ」として認識されてしまう可能性があるのです。

■上司は「怒ると叱る」の違いを理解すべき

これらの問題は、マネジメント研修やコミュニケーション研修などのテクニカルスキルで解決できるものではなく、世代間ギャップが存在することを認識することからはじめるべきです。

上司は、時代背景を理解して自らの指導法を見つめなおさなくてはいけません。
「最近の若者は折れやすい」といった傾向からもわかるとおり、プレッシャーやストレスを与えてもなんら好影響を与えないことを理解しなければいけません。

船見さんは、上司が理解すべきこととして「怒る」

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