コンペに負けて売上0!仕事ミスを責任転嫁してくる上司の攻略法
5年前に出版社から転職し、現在のおもなミッションは、2名の部下との新規開拓活動。そんななか、部下が一部上場企業の大手飲料メーカーY社のアポイント獲得に成功しました。
部下に同行して会社を訪問したところ、多くの会社が会議室に通されていました。話を聞くと来年が創立30周年にあたり、会社案内やホームページを刷新するためコンペに参加してもらえないかとの話でした。
そこにいたのは約10社あまり。Y社は多くの会社が取引獲得を目論む有望企業だったのです。しかし、コンペの準備をするにも費用がかかります。
会社に戻り、井上係長は部門長である山中部長の指示を仰ぎました。
すると山中部長は「そんな簡単なことを僕に聞かないでくれたまえ。君の判断に任せるから好きなようにやりなさい」と叱られてしまいました。
井上係長は迷いながらも、「君の判断に任せるから好きなようにやりなさい」という言葉を思い出しながら作戦を考えることにしました。
「よし、やるっきゃない。精一杯がんばるぞ!」と提案の準備を開始してコンペに備えました。ところが結果は失注。1回目、2回目のコンペは勝ち上がったものの、最終コンペで負けてしまったのです。