コンペに負けて売上0!仕事ミスを責任転嫁してくる上司の攻略法
■上司は「好きにやれ」と言っていたのに!
最終コンペに進んだのは2社。あと一歩までのところでした。Y社の担当者からは「提案自体は御社の評価がもっとも高かったのですが、金額に開きがありました」との返答。
しかし、Y社との信頼関係を構築して提案の機会をいただけたことは、大きな自信へとつながりました。過去のデータを調べたところ、Y社に提案をしたのは井上係長がはじめてでした。
(山中部長からは「よくやった」と慰労されるに違いない)
そう思いましたが、山中課長の対応は予想と大きく異なりました。
「アホか!負けたコンペに金をかけてもなんにもならないじゃないか」
「どう責任をとるんだよ。オレは認めないからな。
コンペの費用はお前が払えよ!」
事前に相談すれば「君の判断に任せるから好きなようにやりなさい」といわれ、コンペに負ければ「どう責任をとるんだよ!」と責任を押しつけられる。井上係長は悩んでしまいました。
もし、仕事を受注していたらどうなったでしょうか。山中部長は「オレの任せ方がよかった!」と手柄を横取りしたことでしょう。なんとも理不尽に見えますが、これは会社における上司の「君に任せた」