該当数が2つ以上だと要注意!うつ病自己評価尺度「6つの質問」
だからこそ、もし「うつ病かもしれない」と思ったら、早めに受診することが大切だと著者はいいます。
さて、では一方の「双極性障害」とはどんなものなのでしょうか?
これは憂鬱で無気力な状態と、活動的で高揚した状態を繰り返すもの。
かつては「躁うつ病」と呼ばれ、「うつ」の一種だと誤解されてきたのだといいます。
そのため同じ気分障害に分類されていたそうですが、遺伝子的にも統合失調症と共通因子が見出され、いまは別の病気とされているのだそうです。
■確認すべき「うつ病自己評価尺度」
なお、うつ病かどうかを判断するために、CES-D(うつ病自己評価尺度)という質問票が紹介されています。
「最近、気分が落ち込んでいるな」と思ったら、チェックしてみてほしいと著者。その内容を確認してみましょう。
・なにをするにも億劫・面倒くさい
・物事に集中できない
・なかなか眠れない
・なにか恐ろしい気持ちがする
・いつもより口数が少ない
・家族や友だちから励まされても気が晴れない
2つ以上あてはまるようであれば、要注意。
ストレスがたまりはじめているといいます。
そんなときは普段の生活を振り返ってみて、ストレスの原因となっていることを避け、できるだけ気分転換を図るようにすることが大切だといいます。