くらし情報『17世紀の身代わりは出世コース?驚愕の「お城でのお仕事」6選』

17世紀の身代わりは出世コース?驚愕の「お城でのお仕事」6選

■2:おまる清掃係

これは宮殿のトイレに設置された、トイレのおまるを清掃する女性のお仕事。王様付きにもなると、住みこみOKで高給だったとのこと。

当時は水洗トイレなどなく、汲み取り式もまだ整っていない状況です。王様のおまるをきれいにするには時間も手間もかかったでしょうし、それができる人材は貴重だったのかもしれません。

ちなみに日本でも、平安時代以降に、宮中の便所の清掃などをした下級身分の女性や子どもがいて、「樋洗(ひすまし)」と呼ばれていたそうです。

洋の東西を問わず存在したお城ワークのようですが、どうやら待遇はイギリスの方がよさそうですね。


■3:ヘアメイク専門奴隷

いまでもヘアセットには手間がかかるものですが、古代ローマ時代はなおさらです。ドライヤーもスタイリング剤もないですしね。

貴族が「ちょっと派手なスタイルにしたい」と思うときが、このお仕事の出番です。当時のローマで貴族の間に流行していたのは、奇抜で派手なヘアスタイル。

ですから、ヘアメイク専門奴隷はさまざまなアイテムに精通している必要がありました。なんだか、いまとあまり変わりませんね。

でも、決定的に違うのはそのアイテムです。

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