くらし情報『17世紀の身代わりは出世コース?驚愕の「お城でのお仕事」6選』

17世紀の身代わりは出世コース?驚愕の「お城でのお仕事」6選

たとえばヘアダイ溶液は腐ったヒル、イカの墨、鳩のフン、尿からつくるアルカリ剤だったそうです。せっかくのお城ワークでも、アイテムがこれでは苦労は尽きなさそうですね。

■4:お湯汲み係

お湯をくんで、貴族のご主人に届けるという、中世のお仕事です。

オフィスでお茶くみをしている方もいるかもしれませんが、それよりお湯の量は相当多そうです。なにしろ手を洗うお湯から、お風呂のお湯までくむのだというのですから、体力重視のお城ワークですね。


■5:王子様の身代わり役

甘やかされた幼い王子様を、きちんとしつけなければならない。「さぁ、どうしよう?」という困り事から生まれたのがこちらのお仕事。

王子様が悪いことをしたら、遊び相手の友立ちを身代わりに罰し、罰しているところを王子様に見せてしつける。それが当時の解決策でした。いまなら問題になりそうですね。

ちなみにこのお仕事にも、すてきなボーナスがつくことがあります。

17世紀の英国王チャールズ1世の少年時代の身代わりの少年は、大きくなって、初代ダイサート公爵に抜擢されています。

王子様も大きくなってから、罪滅ぼしをしたいと思ったのかもしれませんね。

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