下品なマウンティング三昧!大金ゲットで豹変する「傲慢症候群」
そして娘の夫に向かって「あなたに甲斐性がないからと言って、娘にみじめな暮らしはさせられない。だから私が買ってあげるの」といい放ち、自分の夫に対しても「あなたが安月給だから、私は苦労している」というようになったそうです。
さらには以前とは別人のように、「国産車しか買えない人はかわいそう」「スーパーは民度が低いから、食材はデパ地下でしか買わない」「娘はしょっちゅうパリに買い物に行く」というようなことを、わざわざ周囲にいって回るようになったのだとか。
しかも、まわりから呆れられているにもかかわらず、本人は悪びれる様子がまったくなし。
■豹変する女性は元々金銭欲が強め!
つまり、この女性はいきなり大金を手にしてしまったことによって、お金の力を過信するようになり、その結果として傲慢になってしまったというわけです。
考え方も行動も以前とは一変したわけですから、驚かざるを得ません。
しかし著者は、「この変貌ぶりを見る限り、この人は過去の言葉とは裏腹に、もともと金銭欲が強かったのかもしれない」と分析しています。
つまり、親の遺産を相続するまで清貧を過度に美化していたのは、お金がほしくてたまらなかったのに、お金に縁がなかったから。