1分間に「34秒」は笑顔でいるべし!人と快適な会話をするコツ
と命令が行き、引き起こされるのだそうです。
しかし「笑い講」は、逆方向で成り立っているわけです。おもしろくなくても大笑いするうちに楽しくなり、連体感にまでつながってしまうということ。
「笑い講」で使うのは、とびきり大きなスマイル。なぜなら相手と「ここはひとつ、一気に仲よくなろう」というときに、小さなスマイルでは不十分だから。
ケラケラと笑う、あるいはおなかを押さえて笑い転げるくらいの大きなスマイルが有効だということです。
笑っているうちに気持ちも楽しくなり、さらに笑いが広がるということ。
いってみれば、「笑い」と「楽しい気持ち」は、いつもワンセットなのです。
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他にも本書では、相手と共有関係を築くために必要なコツが数多く紹介されています。どれもすぐに試せることばかりなので、きっと役に立つはずです。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※佐藤綾子(2016)『できる大人の「見た目」と「話し方」』ディスカヴァー・トゥエンティワン
高級イタリアンで“10人分”を奢らせたママ友。しかし、悪質な行為にブチ切れた“夫”が「…俺は」⇒周囲を不快にさせる行動