脳の疲れは睡眠でも回復しない!1日5分でできる「脳の休息法」
や「こうなったらどうしよう」などと知らず知らずのうちに意識が過去や未来にばかり向かっています。
このように意識が「いまここ」にない状態が続くと、心はどんどん疲弊していくのです。
そんなときは、「マインドフルネス呼吸法」が有効。椅子に座って背筋を軽く伸ばし、お腹はゆったりとリラックスします。
次に自分の身体の感覚に意識を向けていきます。足の裏が床に触れている感覚や、手が太ももに触れている感覚を感じてみます。
そして、次は呼吸に意識を向けます。深呼吸ではなく自然な呼吸で、空気が鼻を通る感覚や胸が膨らむ感覚、吸う息と吐く息で温度が違うことなど細かく注意を向けていきます。
その間に、他の考えが浮かんでしまうこともありますが、それに気づいたらまた静かに呼吸に注意を戻せばOKです。
なぜこんなに呼吸を意識するかというと、「いまここ」に注意を向けるため。それにより脳を休息させることができるのです。
脳は習慣を好むため、これを1日5分でも毎日、同じ場所、同じ時間に行うことが大切です。
■2:マルチタスクが多いときは自分の動きに注意を向ける
何かをしながら、別のことをするようなマルチタスクの状態が続くと注意力や集中力が低下することがあります。