くらし情報『円高だと商品の輸入がお得に!聞くに聞けない金融経済基本ワード』

2016年9月12日 19:17

円高だと商品の輸入がお得に!聞くに聞けない金融経済基本ワード

そして、それまでにくらべ、1ドルの交換にかかる円が少ないときが「円高」で、1ドルの交換にかかる円が多いときが「円安」。

1ドル=80円の円高になると、輸出においては1,000円のバッグを800円で売ることになりますから、200円の損。一方、輸入の場合は1,000円のバッグを800円で買うことになるので200円の得。

1ドル=120円の円安になると、輸入では1,000円のバッグを1,200円で売ることになるので200円の得。輸入の場合は1,000円のバッグを1,200円で買うことになるため200円の損。

基本的に、商品を輸入するときは円高のほうが得で、輸出するときは円安のほうが得になります。

また円高のときには、国内の海外製品の値段が下がります。すると国内製品も値下げせざるを得なくなるため、全体として物価が下がり、経済はデフレ化していきます。
円安の場合はその逆で、インフレ化していくということ。

つまりは円とドルの交換レートが変動すると、国内経済にもかなりの影響が出るのです。



新人であろうとベテランであろうと、「あの言葉の意味を知りたいけど、人に聞くのは恥ずかしいなぁ」

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