数字の世界から「運の世界」へ!デビュー30周年プロ雀士の思い
その結果、今度は短期間のうちにキレイな図柄の牌(パイ)の世界に引き込まれていったのだとか。
いうまでもなく牌も数字なので、両親に教わるまでもなく、自然に数牌を覚えていったのだといいます。
■麻雀は数字至上主義では太刀打ちできない
そして7歳の冬休みに父親から麻雀を教えてもらい、以後、小中高を通じてメキメキと実力をつけていき、大学2年の春方麻雀業界入り。
大学卒業間近に『第3回日刊スポーツアマ最高位戦』に出場して優勝し、1986年には『日本プロ麻雀連盟』のプロテストにも合格し、27歳でプロ入りしたのだそうです。
しかしプロの世界へ足を踏み入れてみると、“数字至上主義”では太刀打ちできないものがあることを知らされたのだといいます。それは「運」。
麻雀は運がすべてで、運をつかんだ者が勝つ世界。そこで、その運について知りたいと強く思雨ようになり、そこから大きく可能性を伸ばしたというのです。
では、運とはなんなのでしょうか?
■そもそも運は大きく分けて3つの形がある
大辞林によると、運とは「1.人知でははかり知れない身の上の成り行き。
めぐり合わせ。幸運」。そして著者は「運気」