実は1300万人以上が体験!医学の進歩で「臨死体験」が急増中
「臨死体験」というとオカルトや似非科学的なものというイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、近年救急救命医療が発達したことにより、仮死状態から意識を取り戻す例が増えたため、臨死体験者は急増しているといいます。
『死んだ後には続きがあるのか』(エリコ・ロウ著、扶桑社)に掲載さいれている臨死体験は、臨死体験研究のエキスパートである科学者が、実際に死後の体験の記憶だと判断し、研究対象としているもの。
欧米では、臨死体験は人の「生」と「死」の境界で発生する現象とだと認めるべきだという動きも出ているそうです。
今回は本書の中から、臨死体験に関するデータをご紹介します。
■アメリカでの臨死体験者は1300万人!
国際臨死体験協会の推測によると、臨死体験は4~15%の確率で発生するといいます。
オランダの研究報告では心肺停止患者の18%が臨死体験をしていたというデータがあり、アメリカで1992年に行われたギャロップ世論調査では臨死体験のあるアメリカ人は1300万人にものぼるという結果が出ました。
これは人口の5%にあたり、1日に774人が臨死体験をしているという計算になるのです。