2021年5月13日 23:00
イライラなど更年期症状を和らげたい!自分に合う漢方を見つける3つの方法
(駒形先生)
なお、市販品としてポピュラーなクラシエの漢方シリーズは1日分200円台、月に6000円台ほどかかります。
2.漢方外来で処方してもらう
市販品は手軽で良いけれど、やっぱり専門家に選んでほしいという場合は漢方を扱うクリニックを受診します。保険診療を活用すれば月2000~3000円台という価格も魅力です。
「更年期症状なら婦人科のはず、と婦人科を受診する人も多いのですが、ホルモン補充療法を受ける可能性はなく、漢方で乗り切りたいという場合は漢方外来を受診したほうが良いでしょう。
なぜなら、婦人科で処方できる漢方薬は種類がとても限られているからです。一方、漢方外来では扱える種類が多く、より症状に合わせた処方ができます」(駒形先生)
漢方を処方してほしいと決めているなら漢方外来を受診しましょう。
3.漢方薬局でオーダーメイドをお願いする
漢方医ではなく、漢方の薬剤師が調合しているのが漢方薬局です。保険はきかず自費負担になるため、月1万円台~はかかります。
「価格よりも効果を重視したいなら、漢方薬局が良いでしょう。漢方外来で扱う薬より、さらに種類も数も多く、より患者さんの体質や症状に合ったものを調合してもらえます。